2014年も最後の日になりました。私が2014年に読んだ本で、私にとって役に立った本、印象に残った本という観点からベスト10を選びました。
第1位 2045年問題
人工知能が人類を超える日が来ることは間違いありません。その日を2045年だと予言している未来学者がいます。そのとき、何が起きるでしょうか?
何が起きる?『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』
第2位 「納品」をなくせばうまくいく
ソフトウェアの受託開発は、リスクも大きく、事業として望ましいものではありません。また、ソフトウェアエンジニアのモチベーションやスキル向上にも悪影響があります。
本書は、ソフトウェア開発の新しいビジネスモデルを提案しています。
第3位 伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける87の法則
インターネットが普及し、文章を書く機会が増えました。ビジネスでも、電子メールが電話以上に重要な連絡手段になっています。そんな時代の文章の指南書です。
インターネット時代の文章の指南書|『伝わる文章が「早く」「思い通り」に書ける87の法則』
第4位 イノベーション・シンキング
アイデアを出すためには、凝り固まった頭脳をほぐさなければなりません。そのために必要な水平思考(ラテラル・シンキング)のテクニックを説明しています。
水平思考10のテクニック|『イノベーション・シンキング』より
第5位 本を出したい人の教科書
本を出したいけれど、どうしたらよいかわからない人のための本です。本を書くネタの集め方、テーマの選び方など、初めて本を書く人が知りたいことがきちんと書かれています。
本を書くテーマを見つける7つの方法|『本を出したい人の教科書』 by 吉田浩より
第6位 日本の人事は社風で決まる
会社で出世する人としない人の違いは、社風にあっているかどうかの違いだと分析しています。
『日本の人事は社風で決まる』日本の会社では社風にあった人が出世します。
第7位 想定外
世界は複雑怪奇です。人間の情報収集能力も判断力も十分ではありません。人間はどのようにして意思決定を行うべきでしょうか?
すべてを計画的に進められると考えることは人間の傲慢です|『想定外 なぜ物事は思わぬところでうまくいくのか?』
第8位 サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法
インターネットは新しい働き方を生み出しました。誰でも簡単に世界に向けて情報発信ができます。そんな時代の自由に生きていくための心構えです。
第9位 コンテキストの時代
コンピュータが利用者の事情や背景を知り、利用者が必要とするサービスを適切に提供する時代がやってきます。
『コンテキストの時代』でも、おせっかいなコンピュータは嫌われる
第10位 ジェフ・ベゾス果てしなき野望
「有能でなければジェフにズタブロにされ、捨てられます。有能なら、もうダメというところまで働かされます。」と言われているジェフ・ベゾスのやり方がわかります。
Amazonの秘密が明かされました。『ジェフ・ベゾス果てしなき野望』