資格取得と勉強法

 世の中には資格があふれており、そのための参考書も、書店に行けば、山のように積んであります。資格試験に合格するための効率的な勉強法は、一般的には次のようになります。なお、本来は、その資格を取得する意味、資格取得の前提条件、資格取得後の方針等を考えなければなりませんが、ここでは、資格試験合格に焦点を絞っています。

1.資格試験の過去問題を調査

 出題内容、試験時間、試験時期などを確認します。

2.自分の現在の実力と合格最低点の差を把握

 過去問題または模擬試験を実際に解き、何を勉強しなければならないかを把握します。

3.自分の実力を合格最低点まで上げる計画をつくる

 合格体験記、参考書、問題集などが参考になります。

4.計画を実行

 一番難しいところです。計画に無理がある場合は、すぐに見直しましょう。実現できない計画は意味がありません。

5.過去問題または模擬試験を解く

 途中で自分の実力をチェックし、必要に応じて計画を見直します。「3.自分の実力を合格最低点まで上げる計画をつくる」~「5.過去問題または模擬試験を解く」を合格まで繰り返すことになります。

 私が過去に取得した資格としては、旧通産省の高度情報処理技術者プロジェクトマネージャーとPMI(Project Management Institute)のPMP(Project Management Professional)があります。

 プロジェクトマネージャーの試験問題を分析したときには、最後の小論文がきちんと書ければ合格できると考え、小論文の対策だけを行いました。PMPの試験では、基本の考え方を理解していれば合格点をとれると考え、テキストの精読に時間を割きました。

 資格試験は合格することが最優先となるため、どうしても資格試験向きの勉強を行うことになります。試験の設計がきちんとされていないと、多くの人に不適切な勉強を強いることになりかねません。

 資格試験については、試験実施機関の作成する試験問題を受け入れるしかないにもかかわらず、資格試験の問題の妥当性に関する議論はあまり聞きません。合格すればそれで良いということでしょうが、大学入試センターでは、試験問題評価委員会が存在します。資格試験でも同様のものがあって良いと思います。試験機関は、資格試験に合格するような勉強が、真の学力の向上に役立つような試験問題を作成することにもっと力を注ぐべきです。

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