私は、非常に短時間で集中することができます。自分ではまったく意識していませんが、学生時代からよく人に指摘されました。勉強でも、作業でも、すぐに集中してはじめられます。
人によっては、やらなければならない仕事があるにもかかわらず、なかなかやる気が起きない、手をつけても集中できない、ということで悩むようです。そこで、私が集中するために心がけていることをまとめてみました。
1.心配ごと、気になることを片付ける
集中するための一番の障害は、気がかりなことです。心配ごとがあるとき、気になることがあるときには、集中できません。それが、短時間で終わることであるならば、先に片付けることです。短時間で終わらないことならば、しばらく忘れることです。
しばらく忘れるためには、あとで思い出せるように書き出しておきます。あとで必ず見るところに書き出しておけば、安心して忘れることができます。
2.やるべきことの意義を考える
自分がやろうとしていることには、どんな意味があるのかを考えます。誰かの役に立つのか、誰かが喜んでくれるのか、自分が次にやりたいことの準備なのか、考えます。
それで、ワクワクしてくるならば、すぐに取りかかることです。ワクワクすることであるならば、ほとんどの人はすぐに集中できると思います。
3.準備を整える
実行するために、準備が必要なことがあります。
例えば、ブログを書くならば、パソコンを立ちあげ、ブログで使う予定の写真などを用意します。人によってはブログのネタを探すことかもしれません。
事前にできる準備をできるだけ整えることにより、中心となる作業に集中してかかれます。
4.環境を整える
作業を行う環境を整えます。音はなるべくない方がいいです。
最も集中の妨げになるものは、自分が関係する内容を含む会話です。誰かが、近くでそのような話をしているならば、自分も加わって話を早く終わらせてしまうことです。
人によっては、BGMがあると良いと言います。私は、ふだんは聞きませんが、一度単純なチェック作業を行うときに、リラックスできる曲を聞きたくなり、聞きながら作業を行ったことがあります。
5.どうしても眠い時は眠る
睡眠不足が続き、どうしても眠い時があります。その時は、眠った方が効率的です。
一度眠って、起きてからやります。理想は、眠くならないまで眠ります。必要な睡眠時間は人により異なります。
問題は、締め切りの時間があり、そんなに眠っていられないのに、睡魔におそわれ作業が進まない時です。
そんな時は、締め切りの時間から、作業に必要な時間を差し引いた時間だけ、眠ることです。中学生のころには、そんなふうにして、朝起きて宿題をやっていたことを思い出しました。
まとめ
私が集中するために無意識で行っていることを書き出してみました。スポーツ選手が「ゾーンに入る」と表現する状態があります。自分の最高のプレーが次々とでき、いつもと違うと感じる時です。
集中力を高めるとスポーツ以外でも「ゾーンに入る」感覚を体験できます。スポーツでは、体のコンディションも最高の状態でないと「ゾーンに入る」感覚にはなりません。
知的作業の場合は、集中力を高めるだけで体験できます。
あなたも集中力を高めて、知的作業における「ゾーンに入る」感覚を体験してみてください。