受験勉強の最大の弊害

受験

受験地獄という言葉もありますが、受験勉強が役に立ったという人もいます。

私には地獄ではありませんでしたが、あまり役に立ったとも思えません。そんな中、最近、受験勉強の最大の弊害に思い当りました。

受験勉強の目的

受験勉強の目的は、入学試験に合格することです。入学試験に合格するためには、合格最低点以上の点を取ることが必要です。また、入学試験は時期が決まっています。

つまり、受験勉強では、入学試験実施日までに、合格最低点以上の点をとれるようにならなければなりません。

逆に言えば、それ以外のことは、受験勉強には必要ありません。学問の奥深さを知らなくても、面白さを味わえなくても合格できます。

効果的な受験勉強

受験は期限が決まっているため、わからないことをじっくり考えることよりも、解き方を知り、同じ種類の問題がでたときに、解けるようになっておくことが有効です。

特に数学に顕著です。数学の問題を何時間も何日もかけて自分で考えて解くよりも、少し考えて分からなければ解法を見て、解法を覚える方が効率的です。

受験勉強では、数学は問題のパターン別に解法を覚える記憶力のテストと考える人もいます。そのように勉強した方が高得点を獲得できます。

ところが、数学の問題別の解法を覚えて、問題を見たときにそれを使う力は、試験以外には役に立ちません。

数学を勉強するためには、じっくりと何時間でも何日でも、自分の頭で考え続ける方が役に立ちます。

同じことは、勉強法にもいえます。自分で試行錯誤しながら勉強法を工夫するよりは、受験に詳しい人に効果的な勉強法を聞いた方が近道です。

人から聞いた勉強法を試してみて、さらに自分で改良を加えるだけの時間は、受験勉強では残されていません。

受験勉強の弊害

受験勉強は自分の頭でじっくり考えるよりも、解法を見てそれを覚えたり、勉強法を聞いてマネをしたりする方が効率的です。

それに慣れてしまうと、実社会に出てからも、自分の頭で考えることをしなくなります。

他人から聞いた安直な方法を無批判にマネし、既存の方法にさらに改良を加えることなど考えようともしません。

世の中にはどこかに正解があり、それを誰かから聞き出そうとします。対立する意見があるとどちらを信じていいのか分からなくなります。

自分の頭で考え、自分で確認し、検証しようとしません。

自分の頭で考えなくなることが、受験勉強の最大の弊害と言えます。

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