マニュアルどおりと嘆く前にやることがある

さぼり

第二次世界大戦時にCIAが敵の組織の生産性を落とすために作成したマニュアルが話題になっています。

CIAのスパイマニュアルに学ぶ「会社をダメにする11の行動様式」 | On Off and Beyond

  • 「注意深さ」を促す。スピーディーに物事を進めると先々問題が発生するので賢明な判断をすべき、と「道理をわきまえた人」の振りをする
  • 可能な限り案件は委員会で検討。委員会はなるべく大きくすることとする。最低でも5人以上
  • 何事も指揮命令系統を厳格に守る。意思決定を早めるための「抜け道」を決して許さない
  • 会社内での組織的位置付けにこだわる。これからしようとすることが、本当にその組織の権限内なのか、より上層部の決断を仰がなくてよいのか、といった疑問点を常に指摘する
  • 会社内での組織的位置付けにこだわる。これからしようとすることが、本当にその組織の権限内なのか、より上層部の決断を仰がなくてよいのか、といった疑問点を常に指摘する
  • 前回の会議で決まったことを蒸し返して再討議を促す
  • 文書は細かな言葉尻にこだわる
  • 重要でないものの完璧な仕上がりにこだわる
  • 重要な業務があっても会議を実施する
  • なるべくペーパーワークを増やす
  • 業務の承認手続きをなるべく複雑にする。一人で承認できる事項でも3人の承認を必須にする
  • 全ての規則を厳格に適用する

基本は、決定と実行を遅らせるために、手続きやルールを複雑にして、厳格に守らせるという方法です。

「大企業は多かれ少なかれ世界中こんなものではある」としています。これは、自分の会社のことではないかと感じた人も多いようです。

このマニュアルに書いてあることが、自分の会社に当てはまると感じる人は、複雑なルールがわずらわしいと感じながら何もしない人です。

ルールが必要以上に複雑で生産性を落としているならば、ルールを変えるべきです。そんなこともしないで、愚痴や文句ばかりを言っている人が、このマニュアルを読んで自分の会社のことだと感じます。

新入社員ならば仕方がないかもしれませんが、責任ある立場にある人が、そんなことを感じるとしたら問題です。自分の行動力がないことを反省すべきです。

ISO9001の品質マネジメントシステムの認証をとるときなど、複雑なルールを決めがちです。

しかし、大事なことは、単純なルールで高い品質を実現することです。

大切なこととどうでもいいことをきちんと分け、大切なことはもらさずに、どうでもいいことを切り捨てることです。

大勢の人で作業をしながら、高い品質を維持することは、極めて難しいことです。どうしても複雑で細かなルールを決めて、それを守らせようとしてしまいます。

そこをいかに単純なルールで生産性を落とさず、高い品質を実現するかが腕の見せ所です。

「大企業は多かれ少なかれ世界中こんなものではある」と分かったようなことを言っている人は、大きな組織を動かしたことのない人です。

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