子供の興味の方向は生まれつきか

月

 子供が興味を持つものは人それぞれですが、それは何で決まってくるのでしょうか。自分の例を考えてみました。

 私は、子供の時から数字や自然科学に興味がありました。まだ小学校に入る前だったと思いますが、数字の桁数が大きくなると数が大きくなることに気づきました。大きな数字を書きたくて、細くて長いものを見つけては、「10000・・・」と数字を書きました。同じ桁数の数字を書くならば、「99999・・・」と書いたほうが大きな数字になります。なぜ、お札の金額がすべて「1000」という形式で「9999」でないのか不思議に思った記憶があります。

 近所の子供たちが、買い物遊びをしていました。紙に「5円」とか「10円」とか書いて買い物をしていたのですが、私はふと思いついて、「1000000円」ぐらいの数字を書いて持っていき、「これだったら全部買えるよ」と言いました。結果は、市場の秩序を乱すということで追放されました。

 なんでも聞いていたそうです。「なぜ、地球は太陽の周りを回るの?」というようなことを聞くので、みんな困ったそうです。

 そのうちに、母は私の質問に同じ答を返すようになりました。
「お母さんにもわからないから、希一が大人になったら調べて、お母さんに教えてちょうだい」
 私は、うまく逃げられたようで不満ではありましたが、大人にも分からないことがたくさんあるということは分かりました。

 父は、子供のためと思ったのか百科事典や文学全集をいくつか買ってきました。その中で、私が一番読んだのは、『少年少女学習百科事典』の中の宇宙や物理の巻です。歴史や地理もありましたが、自分からは読みたいとは思いませんでした。

 両親は特に、自然科学系の仕事をしていたわけでもなく、興味があったわけでもありません。私は、子供の頃は病弱であったため、中学卒業の頃まで「健康になって」以外のことを両親に言われた記憶もありません。それでも、ひととおりそろった本の中から、宇宙や物理の本ばかりを読んでいたのは、生まれつき興味があったからとしか思えません。

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