日本人が、英語が苦手な理由

英語

日経ビジネスオンラインに『中野信子氏「日本人は、脳科学的に英語が下手」』という記事がありました。

この記事の、日本人が脳科学的に英語を苦手とする理由を要約すると次のとおりです。

日本は伝統的に重農主義で、災害も多かったため、共同体で生活することが生き延びるために必要でした。共同体では、慎重で、突出しない生き方が有利です。そのため、一致団結し、協力しあう遺伝子が残りました。

また、協力行動を乱し、みんなの努力にただ乗りする人を排除するために、不安要因を察知し、排除する遺伝子も、日本人は保持しています。

その遺伝子が、日本人を失敗に対する恐怖心や不安感の大きい民族としています。

日本人には「間違った英語を話しては恥ずかしい」という思いが強くあります。そのため、なかなか話さず、語学が上達しない原因となっています。

確かに間違った英語を話しては恥ずかしいから、話をせずに、上達もしないという面はあります。また、英語を話すことにより、共同体から突出して、みんなから排除されたくないという面もあります。

しかし、それだけではありません。

周波数が違う

日本語と英語では、使っている音声の周波数が違います。日本語よりも英語の方が広い範囲の周波数を使います。

日本人は、日本語で使われていない周波数の音は、雑音として処理します。

そのため、英語を聞き取れるようにするためには、日本語で使われていない周波数でも言葉と認識するまでの訓練が必要になります。

これが、日本人が、英語が苦手な理由のひとつです。

語彙も文法も大きく違う

英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語などのヨーロッパで使われている言語は、共通に使われる語彙も多く、文法も似ています。

日本語と英語は一部の外来語を除いて語彙も文法も大きく異なります。

そのため、習得に時間がかかる面があります。

ヨーロッパ人が複数の言語を操るのは、日本人が日本の各地の方言でも何とか理解できることと、あまり差がないのではないかという気さえします。

おわりに

元の記事には、「IT企業に勤める外国人は日本語がうまい」という話が出ています。

自然言語とプログラミング言語の認知方法は同じで、IT技術者はその方法に慣れているため、言語の習得も早いという説が開陳されています。

しかし、これはおかしな説です。自然言語とプログラミング言語の認知方法が同じとは思えません。

プログラミング言語は、処理の流れを制御するための命令と、データを操作する命令と、まとまった処理をするための関数などから構成されています。

論理的に作られている人工言語のため、自然言語に比べればはるかに単純です。プログラミングで必要とされるのは、数学的・論理的思考です。

プログラミンが得意な人は語学に堪能とは言えず、語学に堪能な人はプログラミングが得意とも言えません。

プログラミングの能力と語学の能力はまったく異なった能力です。

一方、日本語がうまい外国人でも、新聞が読めない人はたくさんいます。

日本語は、話したり聞いたりすることは習得しやすい言語ですが、読んだり書いたりするには多くの漢字を覚えなければならず、難しい言語に分類されます。

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