気がつきにくいFacebookの危険性|『フェイスブックが危ない』

 Facebookは実名登録ということで、遠方の友人との交流や昔の友人との再開ができ、利用者は増加の一途にあります。ところが、Facebookには一般の人の気がつきにくい危険性が隠されています。

 本書で指摘している順序とは異なりますが、私が考える一般の人の気がつきにくいFacebookの危険性は以下のとおりです。

1.アプリ

 Facebookでは、おもしろそうなアプリが紹介されており、無料で導入することができます。しかし、アプリの中に悪意のある動作をするものがあるかもしれません。アプリを安易に導入して実行することは危険です。

 本書では、スパムアプリの代表例として、Greetingsを指摘しています。花やケーキなどの画像で記念日や誕生日にメッセージを友達に送るアプリです。

 これを実行すると、友達リストに載っている人の情報をスパムアプリの作成者に提供し、その友人のウォールにも書き込まれ、別の友人へ拡散します。被害者は2012年4月28日現在で210万人を超えているといわれているそうです。

 スパムアプリの作成者は、アプリをダウンロードした人のメールボックスの閲覧やイベント作成、チェックインなどの操作が可能になっているといわれています。Facebookを乗っ取られたも同然です。

 これからも、どんな危険なアプリが、はやらないとも限りません。Facebookでアプリの実行はやめるべきだといっても過言ではありません。

2.位置情報

 Facebookは、スマートフォンのGPS機能とパソコンのIPアドレスから位置情報を取得しています。この位置情報が第三者から閲覧可能な設定になっている可能性があります。住所を秘密にしていても、位置情報から特定される危険性があります。ストーカー等の被害にあう可能性が高まるため要注意です。

3.友達の投稿へのコメント

 自分のウォールのプライバシー設定を友達だけというように、厳しく設定してあっても、友達の投稿へのコメントは友達のウォールのプライバシー設定に従います。友達のウォールが「公開」になっていれば、世界中の人が読むことができます。勘違いしやすいので、注意が必要です。

 Facebookでは、登録した情報の公開範囲を指定する機能があります。しかし、誰かに知られたら困る情報は、Facebookに登録しないほうが良いと思います。Facebookのバグにより流出する可能性がゼロとはいえません。

 Facebookは最低限、メールアドレスと氏名を登録すれば使えます。誰に知られてもかまわない情報だけを登録し、誰に知られてもかまわないことだけを投稿することが安全な使い方です。

 本書には、Facebook以外のSNS一般にあてはまる危険性も登場します。SNSの使用に不安を覚える方には、一読をおすすめします。

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