ネットでやってはいけないこと | 定年起業のためのウェブコンサルティング

ネットでやってはいけないこと

 ブログやFacebook、Twitterなどをやっていて、初心者が陥りがちなネットの落とし穴についてまとめました。

1.著作権

 著作権について、あいまいにしか知らない人が結構います。

 歌詞をブログに無断で書くことは許されていません。作詞家の死亡以降50年たっていれば著作権は切れていますが、そうでなければ、音楽著作物使用料金を支払わなければなりません。このことを知らない人は多いようです。

 引用は次の条件で許されています。常識的な内容ですから、あまり問題はないと思います。

(1)そこを引用する「必然性」がある
(2)質的にも量的にも自分の文章が主で、引用部分は従である
(3)引用部分を「 」で囲うなどして明確にする
(4)出所を明示する
(5)正当な範囲内

2.秘密漏洩

 所属する組織によって規定は異なりますが、一般に業務上知り得た情報は秘密情報です。匿名で書けば大丈夫と考える人もいますが、多くの場合、書いている内容で個人が特定できます。Twitterなどと連携していると、なおさら特定が容易になります。個人が特定できると所属している組織もわかり、書かれていることが秘密の漏洩につながる場合もあります。

 そのため、私は仕事に関することは一切ブログやFacebook、Twitterに書いていません。

3.個人情報

 他人のことを書くときも注意が必要です。書いている内容から本人が特定できる場合があります。他人のことを書くときは、本人や周りの関係者が読むことを想定して、書いてもかまわないかを考える必要があります。くれぐれも匿名だから大丈夫だとは思わないことです。上の項目でも書きましたが、書いている本人は特定されるという前提でいなければなりません。

 ブログを読んでいて、こんなことを書いて大丈夫なのかと心配になることも珍しくありません。ハンドルネームでふだん知り合いとしかやりとりをしていないと、知り合いしか読まないと勘違いしがちです。ブログ、Facebook、Twitterは原則、世界中から誰でも読めることを忘れずに、誰に読まれてもかまわないことだけを書くことです。自分だけでなく他人にも迷惑が及ぶことがありますから、十分に注意する必要があります。

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