仕事の生産性を上げるコツは、集中することです。集中することにより、生産性は飛躍的にあがります。集中するために意識すべき方法をまとめて紹介します。
1.割り込みを遮断する
集中するための一番の障害は割り込みです。割り込みが発生すると元の状態に戻るまで時間がかかります。そのためには割り込みを発生するものを遮断します。
携帯電話の電源は切っておくか、マナーモードにして電話がかかってきてもわからないように布団の中に押し込みます。
メールは休憩時間にまとめてチェックします。そのために、メールが到着してもわからないようにします。ブラウザで見ているならば、ログアウトしておきます。メーラーならば落としておきます。
FacebookなどのSNSも同様です。ブラウザを立ち上げておくならば、ログアウトしておきます。スマートフォンも見えないところにしまっておきます。
できれば、電話のない個室に籠もります。部屋には誰も来ないようにします。ノックさせてもいけません。
2.タイマーをセットする
タイマーを25分にセットして仕事をはじめます。この間は仕事に集中し、仕事を途中でやめてはいけません。適度な制限がある方が、脳が活性化し集中できます。25分でも集中すればかなりの仕事ができます。
タイマーが鳴ったら5分間の休憩をとります。深呼吸や軽い体操をして気分転換をはかります。定期的なきちんとした休憩を取ることが、集中力を発揮する助けになります。
時間は短く区切り、この時間内にこれを終わらせるという意識を持った方が、効率的に進みます。
3.マルチタスクをやめる
集中するときにマルチタスクは厳禁です。複数の仕事を同時に行おうとすると、それぞれの仕事が別な仕事に対する割り込みになります。
4.気がかりなことは片づけておく
気がかりなことがあれば、事前に片づけておきます。片づけることができなければ、タイマーをかけている時間は、忘れておきます。気がかりなことを気にしながら集中はできません。
まとめ
自宅で、家族の協力が得られれば可能な環境です。自宅にかかってきた電話は取り次がないように頼んでおきます。また、ホテルに籠もっても、この環境は実現できます。
会社の大部屋で上司や同僚が近くにいる環境では、実現は難しくなります。しかし、メールなどは、一定時間遮断することはできると思います。会社によっては、一定時間電話も遮断しているところがあります。その間、外部からかかってきた電話は、専任の人が受け取り次がないようにしています。