残業を減らす技?

ビル

 以前、『長時間残業がなくならない理由』という記事を書いていますが、7月23日の日経に「残業を減らす達人の技」という記事と一緒に、「残業の9つのタイプ」という表が出ていましたので、比較してみました。

本ブログ 日経記事のタイプ
人が少ない
納期が短い
仕事が遅い
残業が多い方が評価される 罰ゲーム型
残業代稼ぎ 生活型
仕事がおもしろい
まわりが残業しているから 付き合い型
家に帰りたくない

 日経の記事には、このほかに「独りよがり型」「抱え込み型」「ダラダラ型」「なりゆきまかせ型」「自己満足型」「がむしゃら型」があります。

 「独りよがり型」「抱え込み型」「ダラダラ型」「なりゆきまかせ型」「自己満足型」は、いずれも仕事の進め方が悪く、結果として仕事が終わらないので、本ブログの「仕事が遅い」と同じカテゴリーと見なすこともできます。

 「がむしゃら型」は、「早く一人前になりたい若手が残業を繰り返す」ということなので、本ブログの「仕事がおもしろい」と似た面があります。

 「罰ゲーム型」は、成果を上げている人が長く働いているので帰りにくいということなので、本ブログの「残業が多い方が評価される」と対応させました。

 おもしろいと思ったのは、本ブログでトップにあげた「人が少ない」「納期が短い」という会社側のマネジメントに起因する面が、日経の記事では抜け落ちていることです。日経の記事は、従業員側に問題があるものに絞り込んだのかもしれません。

 的外れな仕事をする「独りよがり型」、仕事を抱え込んでしまう「抱え込み型」、ダラダラ働く「ダラダラ型」、計画性のない「なりゆきまかせ型」、すべてを完璧に仕上げようとする「自己満足型」に対しては、適切な指導をすることにより残業の削減は容易です。

 残業の原因はそのような個人の問題ばかりではありません。人が足りない、納期が短いなどのマネジメントの問題もあります。さらに、人も足りず、納期も短い中で、しょうがないとあきらめながら、残業が多い方が評価も高く、残業代がないと家のローンの返済もできない、または家にも帰りたくないと、残業を受け入れているというような複雑な状況もあります。

 残業の原因は、職場や個人により大きく異なり、複数の事象が複雑に絡み合います。その中で、解決しなければならないところに難しさがあります。

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