ビジネスに激震をもたらすLINEの3つの新サービス | 定年起業のためのウェブコンサルティング

ビジネスに激震をもたらすLINEの3つの新サービス

LINEビジネスコネクト

 LINEが3つの新サービスを発表しました。これは、LINEのビジネス利用に大きな影響を与えるものです。

1.LINE Creator Market

 自分が作成したスタンプを販売できるプラットフォームです。登録と申請は無料で、LINEの審査を経て、40種類1セットのスタンプを100円で販売できます。売上の50%が作成者に配分されます。

2.LINEビジネスコネクト

 公式アカウントの機能をAPIで提供します。自社で開発したサービスが、LINEを通じて提供できるようになります。

 LINEを通じて注文や予約を受けることもできます。予約品入荷のお知らせのような、お客様へ個別の連絡をLINEで自動的に行えるようになります。

 自社のシステムのお客様とのやりとりをLINEでできるわけですから、工夫しだいでおもしろいサービスが期待できます。

3.LINE電話

 LINEのアプリから国内外問わず、一般の固定・携帯電話に電話をかけられます。初期費用や月額基本料は発生しません。通話料は、これまでの他社のサービスと比較してもかなり低額に設定されています。

まとめ

 イラストレーターにとっては、スタンプの販売は新たなビジネスチャンスです。ただし、無料のスタンプも豊富に手に入ります。有料スタンプも既にたくさん売られています。競合も多く、既にレッドオーシャン市場かもしれません。

 LINE電話は価格も安いため、私も電話をするときには使うと思います。ただし、電話をすることはあまりありません。

 一番おもしろいのは、「LINEビジネスコネクト」です。アイデアしだいです。

 LINEは、メールよりも早く読まれます。反応も早くなります。そのかわり、役に立たなければ、すぐに解除されます。

 メルマガは解除されなくても読まれているとは限りません。迷惑フォルダに直行してそのままになっている可能性もあります。

 LINEでは、読んだかどうかわかります。解除も簡単にされてしまいます。それだけお客様の反応がよくわかります。

 私は、スタンプを使うため公式アカウントと「友達」になっても、送られてくるメッセージは一切見ていません。メッセージがあまり多いと解除します。

 そんな私でも、「LINEビジネスコネクト」で便利なサービスが始まれば、公式アカウントとの付き合い方を変えることになると思います。

 メルマガはオワコンだという意見もありますが、LINEで長文を送っても嫌がられます。しっかりした内容のメルマガはまだまだ読まれます。

 LINEはメールよりも短いメッセージを頻繁にやりとりするときに便利です。お客様との間で、短いメッセージを頻繁にやりとりするときは、LINEは強力なツールになります。

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