性の多様性に対する世間の反応について考えること

ねぶた

LGBTという言葉が一般的になってきています。

レズビアン、ゲイ、バイ・セクシャル、トランスジェンダーの頭文字をとった言葉です。女性に惹かれる女性、男性に惹かれる男性、両性愛者、性同一性障害という性的少数者を指しています。

同性結婚を認めた国も増えていますが、日本では性的少数者は他国よりも少ないと考えている人も多いのではないでしょうか?

2013年の電通総研調査によると、LGBTの人の割合は5.2%です。20人に1人の割合です。

LGBTを知っていますか? – 朝日新聞社(WEBRONZA)

日本では少ないと感じるのは、隠している人が多いせいではないかと思います。性的少数者であることを公にすると差別されると感じるためです。

だいぶ前のことですが、あるセミナーで区別できるものと、区別できないものの例をあげるという問題がありました。

区別できるものとしては、有理数と無理数、実数と虚数など数学で定義が決まっているものがあります。区別できないものとしては、山と丘のように定義が決まっていないものがあります。

世の中にはちょっと考えると区別できそうでも、簡単には区別できないものがあります。動物と植物(ミドリムシの存在)、液体と固体(ケチャップのように力の加え方で固体の性質を示したり、液体の性質を示したりする物体があります)などです。

性別も、区別できそうですが、簡単には区別できないものに入ります。

人間以外の動物にも目を向けると、カタツムリやミミズのように雌雄同体の動物がいます。成長に伴い性転換を行う動物もいます。

そのセミナーの講師は、性別を区別できるものに分類しました。そして、「そうはいっても最近はいろいろな人がいますね」とつけ加えました。

つまり、性的少数者の存在を知っていても、性別を区別できるものに分類したのです。先入観の恐ろしさというか、思い込んでしまうとなかなか認識を変えられない人間のクセのようなものを見た気がしました。

さらに、性的少数者は、LGBTだけではありません。たとえば、両性具有といわれる人もいます。日本ではほとんど話題にさえなりません。

話を変えて、東京では全人口に対する外国人の比率は、どのくらいだと思いますか。法務省のサイトによると2011年(平成23年)末で、東京の外国人登録者数は約40万人です。この時点の東京の人口は約13百万人ですから、約3%です。

法務省:平成23年末現在における外国人登録者数について(速報値)

「東京都の人口(推計)」の概要-23年3月1日現在|東京都

東京に住んでいる人の100人に3人は外国人です。この人数はあなたの感覚からすると多いですか?

多いと感じるならば、差別されるため、隠している人が多いのだと思います。

LGBTも外国人も、自分の周りには少ないと感じ、自分には関係のない問題だと思っている人もいます。

しかし、差別されるため隠している人もいます。差別は人の心の問題のため、簡単にはなくなりません。

差別をなくすことは、人類が進歩することです。差別はなくしていかなくてはなりません。

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