ネット選挙解禁は候補者を裸にします

シャクナゲ

 ネット選挙で最も効果的な選挙運動はFacebookを使ったものです。候補者の意見をFacebookに投稿し、支援者がシェアすることにより、広めていくことができます。

 また、Facebookページ広告を使って、対象者を居住地や年齢などで絞った上で、ニュースフィードに候補者の投稿を表示させることができます。

 しかし、質問や反論がコメントで寄せられることが予想されます。中には誹謗中傷に近いものもあるかもしれません。質問や反論にどれだけきちんと答えられるかで、候補者の力量が問われます。

 なかには自分でコメントへの回答をせずに、他の人にまかせる候補者もいるかもしれません。しかし、コメントへの回答は候補者の生の声だととられます。不適切な回答は、あっという間にシェアされ、インターネット内に広まります。

 コメントを何日もそのままにしておくと、回答がないということが、広まります。候補者は答えられないのだと思われます。

 以上のようなことを恐れて、ネット選挙が解禁されても、Facebookを選挙運動に使う候補者は少ないのかもしれません。しかし、有権者からすると、候補者にはFacebookで意見を発表し、コメントを解放し、質問や意見を受け入れ、回答をしてもらいたいものです。その回答を見て、投票する候補者を選択したいと考えます。

 ネット選挙で、一方的に自分の情報を発信するだけで、有権者からの質問や反論を受け付けない候補者は、有権者からの質問や反論に答えるだけの力量がないものと判断されます。

 このように考えると、ネット選挙の解禁が楽しみです。どれだけの候補者が、自らの意見をFacebookで発信し、有権者の質問や反論を受け付け、答えてくれるのでしょうか?

【2013年4月21日追記】
 改正公職選挙法では、候補者の氏名等を表示した有料のインターネット広告は禁止されました。

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