駅員への暴力が高齢者に多い理由

酔っ払い

酒に酔った人が駅員に暴力をふるうのは、7月が1年間で一番多く、次いで8月です。特に週末の夜は要注意です。

鉄道係員に対する暴力行為の発生状況

お酒を飲む機会が一番多いのは年末です。7月や8月に暴力行為が多いのは、蒸し暑さでイライラするためでしょうか?

暴力をふるう人は、意外なことに高齢者に多い傾向があります。

日本民営鉄道協会がまとめた暴力行為の発生状況によれば、暴力をふるった加害者は意外なことに高齢だ。年代別では60代以上が23%(178件)と最多で、50代が20%(152件)と続く。
土下座させ、頭踏みつけ…駅員へ「酔余の暴力」、今の時期が最も危ない:イザ!』より

なぜ、高齢者に多いのでしょうか?

「社会的地位のある人も、管理職の人もストレスがたまっている」との指摘がありますが、ストレスがたまっている人は高齢者に限りません。

一般的には、50代以上となれば、部下も増え、40代よりもストレスは軽減する傾向にあります。

リストラなどで、ストレスがたまる人もいるでしょうが、それだけが理由ではないはずです。

元の記事では、次のように分析しています。

「鉄道員は制服を着て、公共の安全を守る立場。だから『乗客の安全を守る立場としてその態度は何だ!』という姿勢に出やすい。今の時代、鉄道員もあまり高圧的には出られず、下手に出る。言い返してこないと分かっているから、ちょうど良い説教相手を見つけて、怒鳴ったり土下座させたりしてしまうのだろう」

言い返してこない説教相手ならば社内にもいるはずです。そちらに暴力をふるうことはなく、駅員にふるうには別の理由があります。

自分は「お客様だ」という意識です。お客様は駅員よりも偉いのだという意識がそこにはあります。

「お客様は神様です」と言っていた歌手がいました。駅員に暴力をふるう高齢者は、その言葉を聞いていた世代です。

その言葉を真に受け、お客様である自分は駅員よりも偉いのだという意識を持ってしまっています。

だからこそ、「その態度は何だ!」という姿勢に出やすくなります。

お客様は、商品やサービスを提供する対価としてお金をもらうビジネスの相手です。決して神様などではありません。

「お客様は神様です」については、こちらのエントリーもご覧ください。

ビジネスでは、お客様は神様ではありません

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