信じられないようなオンラインショップに関する記事がありました。
苦情殺到&評判最悪のオンラインショップが存続できる恐るべき理由と詐欺に引っかからないための自衛策 – GIGAZINE
詐欺のような手口
この記事に書かれている詐欺のような手口は次のとおりです。
利用規約
非常に長い利用規約が定められています。その利用規約が、一方的にオンラインショップに有利な内容になっています。
コントロールできないリスクにより、利用者の要求を満たせなくても保証しないとあります。
「再販可能な状態である限り」返品可能となっています。返品の送料は利用者の負担です。
この利用規約のため、詐欺として立件することが、不可能になっているということです。
会員制度
このオンラインショップでは、50ドル払って会員になれば、5%の割引を受けられるという制度になっています。商品の価格が1000ドル近いため、ほとんどの人が会員になっていると思います。
しかし、これが罠になっています。
お金を払ってしまっているため、多少商品の到着が遅れても、待とうという気にさせます。
納期
オンラインショップでは、商品の在庫があると誤解させる表現になっています。しかし、納期は突然1年間も伸ばされます。
予約金
代金の15%にあたる予約金も請求されています。
キャンセルポリシー
商品がなかなか届かないためにキャンセルしても、予約金は返金されません。会員となったときの入会金も返金されません。
入会金や予約金を返金しないことは、珍しいことではありません。
しかし、納期を1年も伸ばしておきながら、キャンセルポリシーをそのまま適用することは、詐欺まがいと言えます。
疑問点
この記事にはおかしなところもあります。
このオンラインショップはメーカーなどからも訴えられ、賠償を命じる判決が下されたと書かれています。
このようなオンラインショップが、運営を続けられることがおかしい気がします。
教訓
これほど評判の悪いオンラインショップであるならば、事前に調べればすぐにわかります。初めてのオンラインショップを使うときには、ネットで評判を検索することは当然のことです。
しかし、できたばかりのオンラインショップでは、悪い評判は見つかりません。
長い利用規約を読む気にはなかなかなりませんが、裁判で勝つためには利用規約を読まなければなりません。
払う金額とのトレードオフです。
ライブドアやアメブロの無料ブログの利用規約もひどいことを思い出しました。ブログに投稿した著作物を勝手に使われます。ライブドアでは、自分が書いたものだと主張もできません。
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