livedoorの利用規約は最悪!著作権をすべて放棄することになる

ひどい

昨日、『アメブロでブログを書いている人はすぐにやめるべし – アメブロの常識外の利用規約』という記事を書きました。そこで他のブログサービスについても調べてみました。

livedoor

livedoorはアメブロ以上にひどい利用規約になっています。

1.3.1 利用者が掲載等を行ったデータの利用

利用者は、本サービス等の利用に際して利用者が掲載・表示・送信等(以下「掲載等」といいます。)を行ったデータ(映像・音声・文章・写真・電子メール・メッセージ・アップロードされたウェブコンテンツ、ソフトウェアその他一切のデータをいう。以下同様とします。)につき、当社が、利用(複製、上演、演奏、公衆送信(自動公衆送信における送信可能化を含みます。)、口述、展示、頒布、譲渡、貸与、翻訳・翻案を含み、以下「利用等」といいます。)することを、無期限かつ無償にて、非独占的に許諾します。
利用者は、利用者が掲載等を行ったデータにつき、当社が自らの判断で、有償・無償を問わず、当社の指定する第三者に対して利用等を許諾する非独占的な権限を、無期限かつ無償にて付与します。
利用者は、前二項に基づく当社ないし当社の指定する第三者による利用者が掲載等を行ったデータの利用等について、著作者人格権を主張せず、行使しないものとします。
利用者は、利用者以外の第三者の情報やコンテンツ等の著作物が利用者が掲載等を行ったデータに含まれる場合、当該第三者から利用等の許諾を得、または、当該第三者に著作者人格権を行使させないなど、当社ないし当社の指定する第三者が当該データの利用等を行うについて支障の生じないよう、適切な権利処理を行うものとします。

引用元:利用規約 – ライブドア 1.3 データの利用

livedoorは、ブログの記事や写真を無条件に好きなように使えると書いてあります。あなたがlivedoorブログに書いた記事を、あなたに無断で他の会社に使わせ、お金を得ることさえできます。

そのうえ、「著作者人格権を主張せず、行使しないものとします」となっています。これは、livedoorが勝手に他で使用した記事について、あなたが書いた記事だと言うことさえできないということです。

これほどひどい一方的な利用規約はありません。著作権については、考えうる最悪の利用規約と言っても過言ではありません。アメブロ以上にひどい利用規約です。

Hatena

Hatenaでは、ユーザーの著作権の扱いを利用規約で次のように定めています。

本サービスの提供、利用促進及び本サービスの広告・宣伝の目的のために、当社はユーザーが著作権を保有する本サービスへ送信された情報を無償かつ非独占的に以下のような形式で掲載、配布することができ、ユーザーはこれを許諾するものとします。
本サイト内への掲載
インターネットを用いたクライアントソフトへの掲載
APIやRSSフィードとしての公開、配信
学術研究データとしての提供

引用元:はてな利用規約 – はてな 第8条(当社の財産権)4項

すなわち、次の4つがHatenaができることです。

  1. Hatenaのサイト内に掲載すること
  2. スマホやパソコンのアプリに掲載すること
  3. 他のアプリが読み込める、あるいはRSSフィードとして取り込める形式で公開や配信をすること
  4. 学術研究データとして提供すること

ブログサービスの利用規約としては妥当なものです。

Seesaa

Seesaaの利用規約には次のように書かれています。

アカウント登録者を含む利用者からSeesaaに送信された情報およびコンテンツにつき、アカウント登録者を含む利用者は、日本の国内外で、無償で、非独占的に、それらの使用、複製、変更、削除、翻案、翻訳、掲載、開示、提供、二次著作物の作成、配布などができる権利をSeesaaに許諾し、同一性保持権などを含む著作者人格権を行使しないことに同意したものとみなします。

引用元:Seesaa サービス規約: 利用規約 情報およびコンテンツ

これには補足説明があります。

なお、ユーザー様には、アカウント登録の際に、弊社ブログサービス上で書かれた著作物に関して、弊社は日本の国内外で、無償で、非独占的に、それらの使用、複製、変更、削除、翻案、翻訳、掲載、開示、提供、二次著作物の作成、配布などができる権利をSeesaaに許諾し、同一性保持権などを含む著作者人格権を行使しないことに同意して頂いております。

これは、弊社がブログサービス内においてユーザー様の著作物を広く一般に提供する際に、ユーザー様の著作物をサーバのデータベースやメモリ上に複製し、それを不特定多数の方に公開し、集計してランキング情報などを作成してサイトに掲載したり、といったサービスを提供する際に、その都度ユーザー様に個別の許諾を頂かなければならないとすると、安定的かつ高品質なブログサービスのスムーズな提供に支障を来すためです。

当然のことながら、弊社がユーザー様の著作物を弊社のサービス以外の目的で利用する場合、ユーザー様の許諾を頂く必要があります。

引用元:弊社ブログサービスにおける著作権の取り扱いについて – Seesaaからのお知らせ

利用者は、Seesaaにブログ記事や写真の使用を認め、利用者が書いたものであるという主張をしないという条件になっています。補足説明がなければlivedoorとよく似たひどい利用規約です。

補足説明で、目的はブログサービスを提供するためであり、それ以外の目的で著作物を使う場合には、ユーザーの許諾を得ると言っています。

自分の書いたものであると主張できる著作権人格権を行使しないことを、利用規約に盛り込む必要はないはずです。利用目的を限定することを補足説明としている理由もわかりません。

そこを除けば、まあ妥当な内容だと思います。

FC2

FC2の利用規約は次のところにあります。

– FC2 ヘルプ | 【共通規約】利用規約 –

利用者に他者の著作権侵害への注意を促す記述はありますが、FC2が利用者の著作権を譲り受けるという記述は見つかりません。

著作権は当然、記事を書いた利用者にあります。

なお、FC2は実質的な運営管理者が2015年4月23日に逮捕されています。FC2を利用する際は、そのリスクも考慮が必要です。

FC2やアメブロの引っ越しを急いだ方がいい理由

おわりに

すべてのブログサービスを調べることは不可能ですが、めぼしいところを調べました。

livedoorはアメブロ以上にひどい利用規約であることがわかりました。

アメブロは利用者の記事や写真を自社の宣伝に勝手に使えるとしています。livedoorは利用者の記事や写真を目的を問わず勝手に使えるだけでなく、livedoorが使ったものに対し利用者が自分が書いたものであると主張することさえ認めていません。

こんなブログサービスは使わずにすぐに変更すべきです。

なお、利用規約はブログサービス会社が必要に応じて変更できます。今は問題のない利用規約でも、いつ知らないうちに変更されるかわかりません。

それを考えるとブログは無料ブログサービスを使わずに、自分でレンタルサーバーを借りて運用することが望ましい姿です。

【関連記事】

(2015年5月5日追加)
著作権に関する感じ方は人それぞれです。

思った以上に大きい著作権に関する感じ方の違い

【2015年5月15日修正】
「おわりに」の「livedoorは利用者の記事や写真を目的を問わず勝手に使えるだけでなく、利用者が自分が書いたものであると主張することさえ認めていません。」の文に、「livedoorが使ったものに対し」を追加しました。

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