ダイエットや健康に関する情報は世の中にあふれています。中には怪しい方法もあり、かえって体を壊してしまう場合もあります。
そんななかで、私は20代から30年以上体形が変わっていません。病気もしません。そのコツをまとめてみます。
食事
まずは、食事です。
コツは、たくさんの種類のものを少しずつ食べ、食べ過ぎないことです。
世の中のダイエット法にある○○だけダイエットというものを信じてはいけません。それだけ食べていればよいものなど、存在しません。それに含まれない栄養素が不足します。
炭水化物をとらずに、他のものはどれだけ食べてもいいという方法もいけません。コレステロールや脂肪の取り過ぎになり体を壊します。
どんなものでもとり過ぎれば害になります。いくらとっても害にならないものなどありません。適量であれば身体に良くても、食べ過ぎれば害になります。特定の食べ物ばかりを食べていてはいけません。
また、まだ知られていない栄養素が健康にいいということもありえます。まだ知られていない栄養素があり、それが身体に不可欠だという可能性もあります。
これらのことをうまく活かす方法が、たくさんの種類のものを少しずつ食べるという方法です。小魚のように丸ごと食べるものでは、いろいろな栄養を取ることができます。たくさんの種類のものを食べることにより、不足する栄養素はなくなります。
少しずつ食べることにより、身体に害になるものが含まれていたとしても、その影響は小さくすみます。
1日の食事の回数が問題になることもあります。
たくさんの種類のものを食べやすいのは、回数が多い方です。
食事の回数が少ないと、どうしても偏ります。また、おなかが減りすぎて、食べ過ぎになりがちです。
1日2食にして、腹いっぱい食べて寝るということを繰り返すと太ります。相撲取りがやっている方法です。
いくら食べても太らないという人は、安心していては危険です。内臓が悪く、栄養を吸収できないのかもしれません。
運動
運動のコツは適度な運動を毎日継続することです。
たまに激しい運動をすることは、最もまずいやり方です。怪我をしたり、身体を壊したりします。
プロのスポーツ選手は、ほとんど故障を抱えています。激しい運動が体に良いことはありません。
勝負を争うスポーツは注意が必要です。つい熱くなり過ぎ無理をしがちです。
42.195km走るマラソンは激しすぎる運動です。トライアスロンも同様です。達成感はあるかもしれませんが、身体への負担が大きすぎ命にかかわることもあります。
軽い運動を毎日行うことがコツです。身体の全ての部分を毎日動かすようにします。
また、運動はストレス解消にもなります。嫌なこと心配なことでも、運動している間は忘れることができます。
睡眠
睡眠は必要なだけとることです。必要な量は人により違います。
私は中学1年ぐらいまでは、1日10時間眠っていました。今は6時間も眠れば十分です。自然に目が覚めます。
運動をするとぐっすり眠れます。そういう意味でも運動は身体にいいと言えます。
まとめ
20代の体形を30年以上維持するための方法は、バランスの取れた食事で食べ過ぎず、適度な運動を継続して、ぐっすり眠るという当たり前のことです。
しかし、この当たり前のことを30年以上続けることは結構大変です。
仕事が忙しい時は十分にできないこともあります。
最初に犠牲になるのは、睡眠時間です。1日2~3時間の睡眠が続くとつらくなります。そういう時は、睡眠時間を増やすことに全力を傾けます。飛行機での移動時間は、乗り過ごす心配もなく、よい睡眠時間になります。
運動をするには、少しでも機会を見つけて体を動かします。エレベータを使わない。暇を見つけては歩くなどです。睡眠時間とのトレードオフの関係になることもありますが、そういう時は、10分ぐらいは運動に時間を割きます。毎日10分の運動は効果がありますが、睡眠時間が1日10分短くなってもあまり影響はありません。
食事はどんなに忙しくてもきちんと定期的に食べます。いつもジャンクフードですませてはいけません。ジャンクフードを食べるのは非常時だけです。おなかがすいてしょうがないけれど、他に食べるものがない時に限られます。
食事の時間を睡眠時間とのトレードオフにしてはいけません。食事は、睡眠時間を削ってでもきちんととるべきものです。