睡眠は、食事や運動と並んで健康のための重要な要素です。睡眠がきちんととれていないと仕事の効率にも影響します。質の良い睡眠をとるためには、ヒトのからだのリズムを活用する3つの法則に従うことです。その基本の部分を紹介します。
1.起床から4時間以内に光を浴びる
ヒトの体内時計は24時間より長くなっています。朝、光を浴びるということは、後ろにずれがちなからだのリズムを調整することになります。光を感知することにより、毎日体内時計を合わせます。
その時に、室内の明るさでは暗いので、必ず外を見ることです。窓際で5分過ごすだけでもかまいません。
2.起床から6時間後に目をとじる
ヒトの睡眠-覚醒リズムは、起床8時間後と22時間後に眠気を起こすそうです。昼食後に眠くなるのはそのためです。
その眠くなる前に目を閉じます。「5分後に起きる」と頭のなかで唱え、5分間目を閉じます。すると目を開けたときから、睡眠-覚醒のリズムに沿って、脳の活動を高めることができます。
3.起床から11時間後に筋肉を使う
起床から11時間後の夕方に筋肉を使うと体温が上がります。散歩やエクササイズができれば良いですが、難しければ姿勢を良くして、背筋を伸ばすだけでもいいそうです。背筋を伸ばす時は、肩甲骨を下げ、肛門をしっかり締めることです。それもできなければ入浴でも大丈夫です。
一度上がった体温は、その後下がりやすくなり、眠りやすくなります。ただし、少なくとも就寝1時間前までに体温を上げなければいけません。体温が高いままでは、眠りにくくなります
まとめ
この3つのことを気をつけるだけで、自然とやる気がわいてくるそうです。早速試してみます。