Kindleで読むべきでない本があります。
目次からリンクが張っていない
目次から該当のページに対してリンクが張っていないKindle本があります。
目次の読みたいところから、そのページを見つけるのが大変です。おおよその位置の見当をつけて、前後にページを繰りながら探さなければなりません。
Kindleを読める装置が2台必要です。1台で目次を表示し、それを見ながらもう1台で探さなければ面倒です。1台しかないときは、目次と本文を行ったり来たりすることになります。Kindle Paperwhiteでは、ページの移動が遅いので耐えられません。
固定ページの本でページを表示してあれば、ページを頼りに探すことができますので、まだましです。固定ページでなければ、今表示している部分が、読みたい部分より前なのか後なのかを見出しから判断しなければなりません。
固定ページの大型本
大型本を固定ページのKindleにした本があります。iPadでも1ページ全体を表示すると紙の本よりも小さくなります。文字や図、写真も小さくなり、読みにくくなります。
拡大すると、1行を読む間に表示位置を動かさなければならず、わずらわしくなります。
まとめ
Kindleでは、目次から本文へのリンクは必須です。
大型本を固定ページのKindleにしたものは、読みにくくなります。買う前に、無料サンプルをダウンロードして、表示を確認した方がいいです。
Kindle本を買うときは、少なくともこの2点を確認すべきです。
Kindleの弱点は、ページ繰りが紙の本よりも遅くなり、パラパラと全体をながめながら読むことが遅くなることです。Kindle Paperwhiteでは特に顕著です。
Kindleにはこの弱点を少しでも早く改善してほしいものです。現在の状況では、少しでも応答の早い装置で読むしかありません。