マインドマップを作成するために、Xmindをダウンロードして使ってみました。その感想をまとめます。
マインドマップとは
マインドマップとは、トニー・ブザンが提唱した自分の考えを画像で表現する方法です。
1枚の紙の中央に、表現したいテーマを絵やキーワードで書きます。そこから、放射状に連想する画像やキーワードを描いていきます。そうすることにより、発想を広げていくツールです。
下の図は、今回、私がXmindを使って作成したものです。
Xmindとは
Xmindとは、マインドマップを作成するためのオープンソースのツールです。『マインドマップソフト 無料ダウンロード XMind』からダウンロードできます。
マインドマップ以外にも、フィッシュボーン・チャートやマトリックスなども描けます。
有料版もあり、機能がアップします。
作成方法
Xmindを立ち上げるといくつものテンプレートが表示されます。その中から、自分が作成したい図に一番近いものを選択し、修正していきました。
文字は、ダブルクリックすることにより、変更できました。図形の接続関係を変更する方法は、少し探して見つかりました。メニューアイコンにある「ひとつのトピックを追加」です。ドロップダウンメニューになっていて、選択した要素の前・後ろ・親・子となる要素を生成できます。削除は「Delete」キーでできます。
ある要素を選択してコピーし、別の要素を選択して貼り付けすれば、その要素の下位にコピーした要素が入ります。
これだけわかれば、何とかマインドマップを作成することができます。上の図は、これだけで作成しました。
「ファイル」→「エクスポート」から、画像として出力することができます。形式もBMP、JPEG、GIF、PNGから選択できます。
困った点
ある要素を選択して、「Delete」キーを押すと、そこから下位の要素がすべて削除されます。特定の要素だけを削除して、下位の要素を上位の要素につなげる方法がわかりませんでした。
結局、わかった機能の範囲で、マインドマップを作成しました。
それでも、手書きよりは、楽にきれいに作れると思います。手書きですと、全体のバランスがわかりません。出来上がってみると、紙全体に対して、ひどく偏った図になってしまう場合があります。右側はごちゃごちゃに書き込まれていても、左側はスカスカの図になるような場合です。
Xmindは図全体のバランスを自動的に調整してくれます。出来上がりの図もかなりきれいです。
おわりに
親と子の要素にはさまれた要素の削除の仕方は、私が見つけられないだけかもしれません。
出来上がりの図はかなり満足のいくものでした。これからもマインドマップを作成するときは、Xmindを使っていきたいと思います。
私が作成したマインドマップは、次の本をまとめたものです。