お盆休みで帰省した人も多いと思います。ふだん列車に乗らない人が増えると、列車の指定席をめぐるトラブルも増えるようです。
指定席をめぐるトラブルを避けるためには、指定席のルールを知っておくことが必要です。
JRの指定席のルールは、『きっぷの変更・払いもどし│きっぷのルール:JRおでかけネット』などに書いてあります。
ポイントをまとめると次のようになります。
- 自由席から指定席への変更は差額を支払えばできる
- 指定席は、その列車の出発前であれば1回に限り変更できる
- 指定席の列車に乗り遅れたら、同じ日の自由席には乗れる
- 指定席の列車に乗り遅れ、別の列車の指定席に乗るには、新たに指定席券の購入が必要
自分の席に他人が座っている
1番多いトラブルは、自分の指定席に別の人が座っているときです。
自由席がいっぱいで指定席に変更したいとき、とりあえず空いている指定席に座ります。その座席の指定席券を持った人が来れば、席を立ち、別の指定席に変わります。車掌が来れば差額を払います。
自分の指定席に別の人が座っているときは、自分がその席の指定席券を持っていることを示して、席を変わってもらえばいいのです。
そこで居座る人がいるとトラブルになります。いろんなパターンがあります。
- 「自分は足が悪いから譲ってくれ」
- 「あんたは遊びに行くんだろ。俺は仕事なんだから譲れよ」
- 「指定席代払うからいいだろ」
- 「あんた若いんだから譲ってくれ」
そのほか、無視を決め込む人、泣き出す人、ビールやジュースを座席にこぼして立ち去る人などがいます。
他に空いている指定席があるならば、このような人は相手にせず、空いている指定席に座るのが賢明です。つまらない人とかかわっても不愉快になるだけです。
空いている指定席がない場合は、車掌に伝えることがベストです。しかし、車掌が来ても解決できるとは限りません。同じ態度をとり続ける人もいます。
乗り遅れたら、自由席に移るか切符を買いなおせと言われる
その次に多いトラブルは、指定席の列車に乗り遅れたときです。同じ日の自由席には乗れます。
それを指定席に座っていると、車掌が来た時に、自由席に移るか、指定席券を買いなおすように言われます。そこで車掌とトラブルになる人がいます。
まとめ
JRの指定席のルールは、簡単なので知っておいたほうがいいと思います。
自由席から指定席に変更するときは、指定席券を持った人が来たら速やかに席を立ちたいものです。駅弁などは、しばらく待って、人が来ないことを確認してから食べ始めたほうがいいと思います。