Google AdSenseとは、Googleが提供・運営するクリック保証型(Pay Per Click型)のインターネット広告サービスです。
Google AdSense広告をブログに張りつけると、ブログ記事にマッチした広告が自動的に表示されます。ブログの読者が広告をクリックすると、ブログ運営者に報酬が支払われます。
商品が売れたときではなく、クリックされるだけで収益になります。
『Google AdSense 成功の法則 57』は、Google AdSenseについて多面的に説明しています。
Google AdSense広告の種類
Google AdSense広告には、広告ユニットとリンクユニット、検索ユニットがあります。
1.広告ユニット
広告ユニットには、テキスト広告とディスプレイ広告があります。
(1)テキスト広告
テキスト広告は、タイトルと解説文とリンクだけの広告です。クリック率が高くなる傾向があります。
(2)ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、画像やアニメーション、動画などが掲載されている広告です。クリック単価が高くなる傾向があります。
2.リンクユニット
リンクユニットでは、関連性のある広告がリンクのように箇条書きで表示されます。
3.検索ユニット
検索ユニットとは、ブログにGoogle検索用の検索ボックスを配置して、ブログ読者が検索を行った時に、検索結果にGoogle AdSense広告を表示するものです。
Google AdSenseの設置
Google AdSenseではGoogleが推奨している広告の大きさがあります。
- 300×250 – レクタングル
- 336×300 – レクタングル(大)
- 728×90 – ビッグバナー
- 160×600 – ワイドスカイスクレイパー
- 320×50 – モバイルバナー
目につくところに、できるだけ大きな広告を張ることがクリック数の増加につながります。
広告ユニットは1ページに3つまで掲載できます。
読者としての私の好みは、記事の下とサイドバーの下部です。それであれば、広告は気になりません。記事の上部に張ってある広告は邪魔です。記事の文中に張ってある広告には嫌悪感を覚えます。
収益レポート
Google AdSenseでは管理画面から収益レポートを確認できます。
1.「プロダクト」レポート
「プロダクト」レポートは、広告ユニットの種類ごとのデータを表示します。
2.「カスタムチャネル」レポート
「カスタムチャネル」レポートは、任意に設定したチャネルごとの成果を確認できます。チャネルとは、複数の広告ユニットや同一URLの広告ユニットをまとめて管理する機能です。
3.「プラットフォーム」レポート
「プラットフォーム」レポートは、ブログを閲覧しているデバイス別のレポートです。
4.「広告タイプ」レポート
「広告タイプ」レポートは、テキスト広告とそれ以外の広告を分けて確認できます。
コンテンツ ターゲット広告とインタレスト ベース ターゲティング広告
Google AdSenseには、コンテンツ ターゲット広告とインタレスト ベース ターゲティング広告があります。
1.コンテンツ ターゲット広告
コンテンツ ターゲット広告では、記事のテーマに沿って広告が配信されます。
2.インタレスト ベース ターゲティング広告
インタレスト ベース ターゲティング広告では、ウェブサイト訪問者の興味があると思われる内容の広告が配信されます。
プレースメントターゲット
プレースメントターゲットとは、広告主が広告の掲載先を指定することです。
広告のクリック単価はオークションで決まるため、広告主が増えると上がります。
ブログの特徴や訪問者の属性を広告主に知らせることにより、広告主が広告の掲載先に指定する可能性が高まります。
Google AdSense でやってはいけないこと
Google AdSenseにはやってはいけないことがあります。利用規約やプログラムポリシーで明確に禁止されていることだけでなく、ブログ読者、広告主、Googleおよびあなたにメリットがあるかを考えることが大切です。
代表的な禁止事項には次のものがあります。
- 自己クリック
- クリック依頼
- 広告周辺の紛らわしいテキスト
- アダルトコンテンツ
- ビール、ハードリカー、タバコ等を販売または宣伝するコンテンツ
- スクロールしなければコンテンツが見られない広告のレイアウト
おわりに
『Google AdSense 成功の法則 57』には、ブログの書き方についてもかなり詳しく解説しています。これからブログを書いてGoogle AdSenseを使おうという人の参考になります。