立花岳志さん(@ttachi)のNo Second Life セミナーに参加しました。立花岳志さんは、ブログ「No Second Life」で月間160万PVを誇る人気ブロガーです。また、『ノマドワーカーという生き方』の著者でもあります。
テーマは「人生をデザインする!幸せと自由を謳歌したい人のためのネクストステップセミナー」でした。習慣化により自分を変え、自己ブランディングをすすめる内容でしたが、ここでは、私が印象に残った点3つを紹介します。
1.変えるべきは意識ではなく行動
自分を変えたいという場合、結果を変えたいと考えている場合が多くあります。結果を変えたい場合には、行動を変える必要があります。行動を変えるためには、考え方を変えるというのが一般的です。考え方を変えるためには付き合う人を変えるという方法があります。
本セミナーでは、行動を変えるところにフォーカスしています。行動を変えるために、習慣の力を使います。警戒すべきは、モチベーションの乱高下です。やる気になって一気に変えようとして、うまくいかずに元に戻ってしまい、自己嫌悪に陥ります。
それを避けるためには、少しづつレベルを上げることです。行動の累積と平均で考えることです。累積は決して下がりません。平均が上がっているかで、効果の測定ができます。
効果がでていなければ、見直しをすれば良いだけです。うまくいかないからと、やめてしまうことはありません。
2.やりたくない病克服Tips
習慣化して始めたことでも、どうしてもやりたくない時があります。その時の対処法です。
まず、自分を客観視するようにします。そして、やりたくないことを口に出して言います。さらに紙に書きます。そして、自分に問いかけます。「どうしてもやりたくないのか?」と。その自分に対して、「さて、やりたくない気持ちは一旦置いておこう」と声をかけて、最初の行動を起こします。
自分の中のやりたくない自分と、もう一人の自分とを分けて、やりたくない自分を説得する方法です。やりたくない自分を切り離し、置いておくことになります。
3.慰め型評価社会日本
慰め型評価社会とは、結果が出なくてもプロセスを評価し、仕事ができることよりも長時間労働を評価する社会です。不器用に、必死に努力することが、尊ばれます。
一般的に、結果だけを評価しプロセスを評価しないと、失敗を恐れるようになります。困難に立ち向かわなくなります。難しいことを避けて、安易に流れます。
慰め型社会とは、無駄な効率の悪い努力であっても、こつこつとした努力を評価する社会です。プロセスを評価することが悪いのではありません。プロセスの内容をきちんと評価しなければなりません。
失敗というのは、うまくいかないことがわかることであり、進歩です。ところが、こつこつとする無駄な努力は、結果がでないだけであり、その方法が妥当なものかどうかも分かりません。
こつこつとする無駄な努力は、やっている本人は満足するかもしれませんが、多くの時間と労力を浪費します。最もやってはならないことは、結果の評価も、改善も、何もせずにただこつこつと努力を続けることです。
まとめ
終了後は、いつものように懇親会で参加者との交流を深めました。
立花さんのセミナーを受講するのは、これで9回目になります。毎回、本人の経験をもとにした深い話が、格安の価格で聞けます。テーマに興味のある方にはお薦めのセミナーです。