インターネットはさまざまな壁をなくしていきます。どのような壁をなくすかを考えてみます。
1.距離
改めて説明する必要もないと思います。インターネットの情報は、距離の制約を越えて行きかいます。あらゆるものがグローバル化し、地球規模でものを考えることになります。
2.人材
クラウドソーシングは、人材の調達範囲の壁をあいまいにします。必要とする人的資源をどこから調達するか、区別がなくなってきます。
クラウドソーシングについては、以前、記事を書いています。
3.営利
昔は営利の対象とならなかった口コミがアフィリエイトとして営利の対象になっています。ブックオフで安く売られている本をアマゾンで高く売るようなことも可能になっています。
距離の壁がなくなり、容易に事業の範囲を日本全国に拡げることができます。広く薄く利益をあげることが可能になり、新しい価値を提供することができます。
まとめ
はじめは、国家や会社の壁を越えたと書こうとしましたが、国家間の法律の違いや言語の違い、法律による会社の取引の制約といったものは、インターネットの発展とは別に残ります。
しかし、言語の違いも自動翻訳により乗り越える日が近づいています。法律等の制度も技術の進歩に伴い変化します。働き方も変わり、会社組織も柔軟にならざるを得ません。個人で事業を行う人も増えてきます。真の意味で国境がなくなり、言語の壁がなくなる日も来るかもしれません。