本日(2015年4月10日)からApple Watchの予約が始まります。1週間に渡ってApple Watchを試用したという人のレビューを読みました。
林信行による世界先行レビュー:Apple Watchが腕時計とウェアラブルの概念を変える (1/5) – ITmedia PC USER
通知機能
レビューを読んでみると、Apple Watchは音と振動で様々な通知をしてくれるようです。
タクシーに座って移動しながらウトウトしていると、チーンという音とともに、腕に巻いたApple Watchの液晶画面をまるで誰かがコツッと爪で叩いたような優しく心地よい振動。ふっと腕を上げると、消えていた画面にふわっと友人からのメッセージが表示され、腕を下ろす動作にあわせてフェードアウトしていく。
確認してまたしばらくすると、今度はキーンという音とともに腕を捕まれるような感触。腕を上げると、今度は10分後に始まる次の予定が表示される。
通知する内容とタイミング、通知するときの振動と音は既定値があり、さらに自分でも選択し設定できるのだと思います。
おそらく使いながら、通知が多すぎると思えば通知を減らし、振動や音が気に入らなければ変更することになります。すべての項目を一から設定していてはたまりません。
どのアプリでも、発信者別に通知の有無を設定できないと、アプリごと通知なしの設定をすることになりそうです。
私は、iPhoneの通知では設定が面倒くさく、適当なところで妥協しています。Apple Watchも同じようになると思います。
自動車のナビゲーション中に右折と左折を振動の違いで知らせてくれます。しかし、振動の違いはなかなか分からないようです。よっぽど慣れないと使い物になりません。どうしても不安になり、音声か表示で確認したくなります。
その他の機能
その他に「グランス」というちらっと見る機能も紹介されています。これは、どのくらい使うでしょうか?
間違いなく時間をちらっと見て確認することが一番多いはずです。Apple Watchのキラーコンテンツは、時刻表示だという揶揄があります。
天気や予定などは、それほど見るとは思えません。地図を見るには小さいのでiPhoneを見たくなります。
カメラリモートの機能は使うこともありそうです。iPhoneを固定し、離れたところからApple Watchで画面を確認しながらシャッターを切る機能です。撮影者も含めた集合写真などで使えそうです。
その他の財産管理アプリやクックパッド、車やホテルのドアをロック/アンロックするアプリなどはiPhoneで十分です。Apple Watchが便利な理由はありません。
おわりに
腕時計型ウェアラブルデバイスのキラーコンテンツは、さまざまな身体のセンサーです。Apple Watchにはモーションセンサーと心拍計しか搭載されていませんが、Appleがどのようなアプリをリリースするか興味があります。
私がApple Watchを買うのは、センサーの種類が増え、もっと薄く、小さく、安くなってからです。