iPhoneはApple Payではなく、もっと便利な電子マネーに対応すべき

Apple Pay

米国でApple Payのサービスが始まりましたが、あまりかんばしくないようです。

Apple Payの現状

Apple Payがさまざまなトラブルを起こしています。サービスイン直後には二重課金まで起こしました。

Apple渾身の決済サービス「Apple Pay」でバグ多発&二重課金も発生 – GIGAZINE

iPhoneで採用されているTouch IDも信頼性が低いようです。木工用ボンドで作成した偽造指紋で認証できるというニュースがありました。

「iPhone 6 Plus」「iPad mini 3」のTouch IDを偽造指紋で突破、ついでに猫の肉球でも認証OK – GIGAZINE

Apple Payに反旗を翻したチェーン店もあります。もっともうまくいっていないようですが。

MCXグループのMeijer、Apple PayとCurrentCの併用を発表 : ギズモード・ジャパン

まあ、Apple Payは日本で普及することはないと思います。『Apple Payが日本で普及することのない6つの理由』にも書きました。クレジットカードの普及率と加盟店が負担する手数料が、日本と米国では大きく違います。

Apple PayのリーダーはEMV仕様という非接触型ICカードの共通規格を使用していています。VISA payWaveやMasterCard PayPassにも同じ規格が使用されています。

しかし、VISA payWaveやMasterCard PayPassで使っているリーダーがApple Payでそのまま使えないという情報もあります。

一般的なNFCとは互換性なし:おサイフケータイとは違う――iPhone 6/6 Plusで使える「Apple Pay」で何ができる? (4/5) – Business Media 誠

筆者が関係者を通じて確認したところ、一連の決済で利用されるNFCの仕組みは「Apple Pay専用」だという。つまり、一般的なNFC対応スマートフォンで利用可能な「端末同士の情報交換」「ICタグの読み取り」「Apple Pay以外のカード登録」といった機能は利用できず、「NFC」という名称を使いながら「NFCの基本要件を満たしていない」という非互換の機能となっている。

 「ヘッドフォンなど周辺機器とのペアリング」については発売後の検証が必要だが、ここで特に問題となるのが「Apple Pay以外のカード登録」の部分だ。NFCを使う決済方式としてはMasterCardの「PayPass」やVisaの「payWave」などがあるが、これらは利用できない可能性が高い。

Apple Payのリーダーが専用のものであれば、その普及は極めて困難です。加盟店は既存のクレジットカード用端末とは別にApple Pay用のリーダーを用意しなければなりません。

日本ではSuicaの対応を急ぐべき

日本にはすでに成功した電子マネーがあります。Suicaです。PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、PiTaPa、SUGOCA、nimocaとの相互利用が可能になり、さらに便利になりました。日本全国の交通機関や小売店で使えます。

Appleも日本では、Apple Payの普及をねらうよりは、モバイルSuicaに対応した方がいいのではないでしょうか。

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