モバイル機器の選び方を一般的に考えてみます。
第1に目的をはっきりさせることです。何をするにしても、目的がはっきりしないと適切なアドバイスを得ることもできません。モバイル機器を買う目的には次のようなものがあると思います。
1.電子メールを読んだり書いたりする
仕事で使うときは、EXCEL等の添付ファイルがある場合が多いですが、Microsoft Officeの文書を扱うかどうかは重要です。
2.TwitterやFacebookを読んだり、書いたりする
3.インターネットのホームページを見る
Flashを使ったホームページをみるかどうかは、確認してください。iPhoneやiPadではFlashを使ったホームページは見られません。
4.ブログや原稿を書く
どのくらいの量を書くかで必要な入力機器を考慮する必要があります。
5.スマートフォンのアプリを使う
さまざまなアプリがあります。アプリによってはiPhoneにしかないものもあります。そのうち、Android版が出てくる可能性はあります。
6.音楽を聴いたり、動画を見る
7.スマートフォンを使ってみたい
現在は、この理由でスマートフォンを買う人が多いのではないでしょうか。
8.テザリング
ポータブル無線LANとしての使い方です。他の機器も一緒に使い、そちらは無線LANで接続します。
ちなみに、私がiPhoneを買ったときの目的は、5と7です。
次に、制約条件をはっきりさせます。
1.使う場所
自分が使いたい場所でどこのどの電波が入るかは非常に重要です。ただし、山間部等は行って試してみないと分からない場合が多いです。どこの会社も無線基地局を増強していますので、今電波が入らなくても、そのうち入るようになることもあります。
2.使う状況
歩きながら使うか、電車の中などで立ったまま使うか、カフェやファミレスで使うか、オフィスで使うか、自宅で使うかで大きさや重さを考慮します。また、電波の状況も変わります。
3.使う時間
電池の容量やAC電源の確保の方法に影響します。補助の電源を持ち歩くといいう手もあります。
目的と制約事項がはっきりすれば、各機器の特徴や仕様を調べたり、使っている人に聞いたりして、モバイル機器の選択ができます。
具体的な選択方法については次回以降にします。