日本の大学教育への絶望

 2012年4月18日の日本経済新聞には、「偶数と奇数の和が奇数と証明できる大学生は3割」と危機的な結果として、大学生の質の多様化を紹介したコラムがありました。しかし、大学生の実体はそんなものではないようです。分数もわからない、壁のコンセントが何ボルトなのかも知らない学生が入学してきたと、ある工科系単科大学の非常勤講師が嘆いていました。もはや、一部の大学は高等教育を行う場ではなくなっています。

 大学全入時代をむかえていることや、ゆとり教育が原因ともいわれています。企業も大学教育には期待せず、大学は受験勉強から解放されて遊ぶところという人も多いです。反面、教育制度がどう変わろうと、トップクラスの人は自ら勉強するため、トップクラスのレベルは変わらないともいいます。

 大学はもはや高等教育を行う場という意識を捨てて、棲み分けすべきです。高等教育ができる大学は、そのまま高等教育を行えば良いし、高等教育ができない大学は、高校や中学の復習を学習目標として、せめて高校や中学レベルの教養を身につけた学生を社会に送り出す時代となっています。

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