ブログは、パソコンのブラウザで読まれます。ブラウザで読む時と紙で読む時では、読みやすさが違います。ブラウザで読んでも読みやすく、伝えるべきことがきちんと伝わる文章の書き方をまとめています。ここでは、代表的なものを紹介します。
1.見出し
ウェブでは、見出しを見てから、クリックして全体が読める形となる場合が一般的です。そのため、見出しは目にとまるものでなければいけません。そして、全体を読むためにクリックしてもらわなければいけません。ここが、紙の文章と一番異なる部分です。
そのため、見出しに求められる要件は次のようになります。
(1)目にとまるものであること
目にとまり、選んでもらわなければなりません。キャッチ-な見出しが求められることもあります。
(2)重要なことを含んでいること
「いつ」(When)、「どこで」(Where)、「だれが」(Who)、「なにを」(What)、「どのように」(How)を見出しに含むようにします。仮に見出ししか読まれなくても、必要なことが伝わるようにします。
2.日付
ウェブの文章は、読まれる日を特定できません。書いてから何日もたってから読まれる場合があります。「今日」とか「明日」とだけ表現していると、後から読んだときに何日のことをいっているのかわかりません。必ず年月日を明示する必要があります。また、曜日を含めると誤解が少なくなります。
3.短文で書く
ウェブの文章では、行間が詰まって表示される場合があります。そのため、一文一文を短くして、一目で読み切れるようにします。
4.改行を入れる
段落間に改行を入れます。また、段落もなるべく短くした方が読みやすくなります。
5.箇条書きにする
箇条書きにできる部分は、箇条書きにします。
まとめ
見出しだけを読んでクリックしてもらい、全体を表示したときにある程度、空白がある文章が読みやすくなります。本書では触れられていませんが、文章の中に伝えるべき内容があることも大切です。