高校野球は世界の非常識

グラウンド

 今年からやっと高校野球の日程が変わりました。準々決勝と準決勝の間に1日の休憩が入ります。準々決勝から決勝までの3連投がなくなりました。それでも雨天で日程が詰まってきたときは、この休憩はなくなるそうで、まだまだ不十分です。

 以前の変更は、それまで1日で行っていた準々決勝を2日に分けて行う変更でした。準々決勝前日からの4連投がなくなった点では改善でした。しかし、準々決勝2日目にあたったチームが3連戦になるにもかかわらず、1日目にあたったチームは1日の休憩が入るため不公平でした。

 甲子園優勝投手はプロで大成しないとは、私が高校生だった40年前から言われていました。甲子園での連投で肩を痛めるからです。例外的に甲子園で優勝投手となり、日本プロ野球で立派な成績を残し、米国に渡った選手もいます。しかし、もし準々決勝あたりで負けていれば、大リーグでもっと良い成績を残せたかもしれません。

 大リーグでは、肩は消耗品ということが常識になっています。日本プロ野球でも昔のような連投をさせないことから、肩は消耗品ということをある程度認めているのだと思います。

 高校野球で選手に連投をさせるのは、学校の利益と名誉のために、生徒を犠牲にしていると言っても過言ではありません。高野連は早急に公式戦における連投を禁止すべきです。米国で行っていることが、日本でできない理由はありません。

 高校野球界の力関係がどのようになっているのか、私は知りません。どのようにすれば、高校野球における連投を禁止できるかわかりません。しかし、高校生の選手たちが連携して、試合をボイコットするなどということは、不可能なことはわかります。

 この問題では、高校生は完全に被害者です。関係者は、自分や属する組織の利益や名声、栄誉などよりも、高校生の選手たちの健康と将来を考えるべきです。

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