悪ふざけをTwitterに投稿して炎上する事件に対して、企業も対策を取り始めました。「冷蔵庫に入りません」という誓約書を書かされたとツイートしている人もいます。
本人は、なぜ誓約書を書かされたかを理解していないようです。そこで、従業員に教えなければならないことを整理します。
1.やってはならないこと
まず、やってはならないことをきちんと教えなけれななりません。仮に「冷蔵庫に入りません」という誓約書を書いたとしても、商品の食品をくわえることはいいのかと考える人もいます。
抽象的な言葉では理解されない可能性があります。禁止すべき行為をすべてあげることは不可能です。誓約書の文言は抽象的な言葉にならざるを得ません。すると、具体例をたくさんあげて理解させるしかありません。具体例を変えながら繰り返し伝えることになります。
また、業務上の秘密事項にあたる可能性が高いため、ソーシャルメディアへの仕事に関する投稿も、やってはならないことに含めます。
2.ソーシャルメディアの性質
次に、Twitterをはじめとしてソーシャルメディアは世界中から見られ、永久に残ることを知らせなければなりません。
事件を起こした場合、何十年たっても、名前で検索すると事件が知られてしまう可能性のあることを教えなければなりません。学校を卒業して就職しようとするときも、結婚しようとするときも、子供が生まれ子供が検索したときも、事件があぶり出されてしまう可能性があることを知らせなければなりません。
3.事件の責任の取り方とその影響
さらに、事件を起こした場合、解雇、退学、損害賠償、逮捕などがあることを教えなければなりません。そして、それが本人の将来にどのような影響があるのかを具体的に知らせなければなりません。
彼らは、多額の損害賠償を背負ったり、逮捕されたりしたとき、その後の人生にどのような影響があるかについては、想像もできません。
まとめ
企業としては、アルバイトも含めた従業員教育を繰り返し行うしかありません。誓約書を書かせたから大丈夫だということにはなりません。