人を色眼鏡で見るということ

サングラス

人はお金で動くと思っている人は、他人の言動をお金のためだと判断しがちです。心にトラウマを持っている人は、それにとらわれた判断をしがちです。

例えば、親から強い束縛を受けた人は、その束縛からなかなか抜けられません。子象をクイに結びつけて行動を制限しておくと、大きくなってクイを引き抜くことができるようになってもクイを引き抜こうとしません。

親に愛されず暴力を振るわれた人は、親が愛してくれなかったことをなかなか受け入れることができません。暴力は自分のための愛のムチだったと解釈したくなります。そのため、暴力的な人に魅力を感じたり、自分の子供にも暴力を振るったりすることが多くなりがちです。

人の判断は、必ずその人の色眼鏡を通ることを知っておかなければなりません。他人の心の中は簡単にわかるものではありません。それどころか本人さえも気づかないことがしばしばあります。

人は必ず、その人の色眼鏡を通してものごとを判断します。しかし、客観的事実とはきちんと分けて判断することが大切です。

芸能人がペニーオークションで安く品物を手に入れたと、お金をもらって嘘の記事をブログに書いたことがありました。

ペニーオークションとは、応札のたびに手数料がかかるオークションです。入札開始価格が低く、一回あたりの手数料も少額なため、安く落札できるかもしれないという期待をだかせます。しかし、応札を繰り返すと予想外の手数料がかかってしまうリスクがあります。

私が最初にペニーオークションのことを聞いたのは知人からでした。ペニーオークションをやっていると聞いた時、詐欺の可能性があるのではないかと思いました。そのことを言いましたが、知人は落札している人がいるから詐欺ではないと言っていました。

この事件では、応札があるとその金額を上回る応札が自動的に行われるようにプログラムされていました。応札者は手数料だけを支払い、決して落札できない仕組みでした。首謀者は詐欺で逮捕されました。

この詐欺のペニーオークションで、安く品物を手に入れたと嘘の記事を書いた芸能人がいました。ペニーオークションは仕組み上、詐欺かどうか分かりません。芸能人が書いた落札したという記事を読み、知人のように詐欺ではないと判断し、被害を受けた人も多いと思います。

この芸能人たちがどのような理由で嘘の記事を書いたかは、本人しかわかりません。小銭が稼げると思って、嘘の記事を書いたのかもしれません。事務所の利益に少しでも貢献しようと思って、嘘の記事を書いたのかもしれません。誰かに頼まれ、自分にできることならばという気持ちで、嘘の記事を書いたのかもしれません。断ることのできない人から命令されて、嘘の記事を書いたのかもしれません。

報道されたことは、お金をもらったこと、ペニーオークションで落札していないこと、それにもかかわらず落札したと嘘の記事を書いたことです。その結果、ペニーオークションが詐欺ではないと判断し、ペニーオークションに参加した人がどれだけいるかはわかりません。

この芸能人たちがお金目当てで嘘の記事を書いたという判断は、判断する人の色眼鏡を通ったものです。上に書いたように、他の理由も考えられます。

しかし、嘘の記事を書き、詐欺の被害者を増やしたかもしれないため、影響力の強い芸能人として許されることではないという判断には、人は金で動くという色眼鏡は通っていません。そこのところを間違わないようにしなければなりません。

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