Windows XPのパソコンをまだ使っている方もいると思います。現在のパソコンで特に困っていなくても、Windows XPのサポート終了が、2014年4月9日と迫ってきました。そろそろ準備をしないと間に合わなくなります。そこで、対応方法について、整理してみます。
1.Windows8.1のパソコンに変える
最も普通の方法です。有償ソフトウェアのバージョンアップが必要になる場合があります。
2.Windows7のパソコンに変える
パソコンで動かしている業務プログラムなどが、Windows7には対応済みでWindows8.1には対応していない場合の対応方法です。有償ソフトウェアのバージョンアップが必要になる場合があるところは、Windows8.1と同じです。
3.Windowsタブレットに変える
主にウェブサイトなどを見るために持ち歩く場合の選択肢です。キーボードも一緒に持ち歩くならば、ノートパソコンの方が、携帯に便利で使い勝手がよくなります。やはり、有償ソフトウェアのバージョンアップが必要になる場合があります。
4.Macに変える
ブラウザやクラウドソフトなどは、Windowsと共通のものも多いですが、有償のソフトウェアは買いなおさなければなりません。また、使い勝手も少し変わります。
5.Androidタブレットに変える
Windowsタブレットであれば、Windowsパソコンと同じソフトウェアが動きますが、Androidタブレットでは、ソフトウェアが異なります。Google chromeなど同じ名前のソフトウェアもありますが、拡張機能が使えないなど、まったく同じではありません。
6.iPadに変える
Androidタブレットはマウスを使うこともできますが、iPadはマウスを使えません。ソフトウェアも別なものになります。
7.Windows7かWindows8.1にバージョンアップする
必要とするハードウェアのスペックを満たしているかチェックが必要です。Windows XPがインストールされて売られていたパソコンの多くは、必要なスペックを満たしていません。
8.そのまま使い続ける
インターネットにつながず、USBメモリやCDなどのデータ交換用媒体も使わなければ、リスクなく使い続けることができます。
まとめ
普通の使い方をしているならば、Windows8.1のパソコンに買い替えるのがベストです。ウェブサイトを見るためだけに使っているならば、タブレットに変えることを考えてもいいと思います。
そのまま使い続けることは、一般的には非常に危険です。インターネットにつないでいると、そのうちにウィルスに感染し、サイト攻撃をするときなどの踏み台にされます。