米マイクロソフトが、個人ユーザ向けの「Windows Vista Home Premium」「同 Home Basic」「同 Ultimate」のサポート期間を延長したというニュースが流れています。個人ユーザ向けの製品と企業ユーザ向けの製品のサポート期間が同じになります。
さらに、Windows7 も個人ユーザ向け製品と企業ユーザ向けの製品のサポート期間を同じにするようです。
米マイクロソフトのWebページのサポート期間が変更されているということで、正式な広報はなく、日本のWebぺージは、古い期間のままのものもあります。
サポート期間の延長はありがたいですが、後から発売した Vista のほうが、XP よりも先にサポートを終了するということは、どう考えても不合理です。マイクロソフトは、やっとそれに気づいたということでしょうか。個人ユーザ向けと企業ユーザ向けでサポート期間が異なるというのも合理的な理由はありません。個人ユーザ向けか企業ユーザ向けかはマイクロソフトが恣意的に決めており、使用者側は提供される機能で購入するエディションを決めています。
マイクロソフトが仕事で使えるプラットフォームを継続して提供する気であるならば、サポート期間はハードウェアの保守部品提供可能期間以上であることが必要です。