「入試問題はやさしい問題から解く」に関する考察

 テストはやさしい問題から解くというのは、あまりにも当たり前で特に論ずるようなことではないと思っていました。もし時間が足りなくなったときに、正答できるやさしい問題に手をつけられないという事態を避けるために当然の方法です。

 特に大学入試は、これが顕著だったと記憶しています。30年以上も前のことになるので、記憶はあいまいですが、私の受験した大学入試の合格ラインは60%台でした。私はこれを高校3年の2月に受験雑誌で知りました。この程度の合格ラインですと、難しい問題や苦手な問題には手をつけずに、やさしい問題と得意な問題だけを解答するだけで、合格ラインに到達するということに気がつきました。当時、私は、得意な物理や化学で90%以上の得点をとり、国語は80%をとれば、難しい問題がでる数学は50%、苦手な英語は40%しか得点できなくても、合格ラインに達すると計算しました。一番のポイントは、数学6問のうち、少なくとも3問を正答することで、数学の試験時間全部を3問正答することに使ってもかまわないとも考えました。

 大学入試は特殊な試験で、やさしい問題から解いていって、合格ラインの得点を得れば合格し、全部の問題を解く必要はないということに気づいたのが入試の直前だった訳です。

 こんなことを思い出したのは、2012年2月20日の日本経済新聞の受験勉強に関するコラムを読んだせいです。あるテストで、はじめのほうのやさしい問題を早く解いた生徒の方が、点数が低かったということがあったそうです。やさしい問題を間違えたために点数が低かったためで、やさしい問題を確実に得点することも、テストで必要な点をとるためには重要です。

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