電子機器盛衰の法則

秋葉原

 私が働き始めたのは、ちょうど日本でパソコンが発売されたころでした。その後、多くの電子機器が現れては消えていきました。

 ブラウン管、フロッピィディスク、モデムなどは、使われなくなりました。より高性能、高機能、高信頼性の別の機器が現れたためです。

 ワープロ専用機もなくなりました。より汎用的なパソコンに吸収されたとみることができます。

 このように、よく使われていた電子機器が使われなくなる理由は2種類あります。一つは、より高性能、高機能、高信頼性の別の機器にとって代わられるためです。もう一つは、より汎用的な機器に吸収されるためです。

 すると、現在使われている電子機器の将来も見えてきます。例えば、デジカメの売り上げが減っています。コンパクト型デジカメだけでなく、レンズ交換式のミラーレス一眼やデジタル一眼も減り始めました。

 理由は明らかです。スマホにカメラがついているためです。スマホのカメラの性能も上がり、TwitterやFacebookとの連携もスムーズにできます。

 より高画質を求める需要があるため、レンズ交換型のカメラは生き残ります。ワープロ専用機がパソコンの登場でなくなったように、コンパクト型デジカメはなくなります。

 特殊用途のカメラは、生き残ります。全天球型の写真を撮れるRICOH THETAや、より臨場感のある映像を撮れるGoProのようなカメラです。カシオは中国で自分撮り専用の据え置き型デジカメを発売しています。

 これからも、いろいろな撮影ができる特殊用途のカメラは出てくると思います。しかし、需要はあまり多くはありません。

 生き残るのは、スマホの大きさでは実現できない高画質を追及したカメラと、特殊用途のカメラです。中途半端な汎用品は、より汎用的な機器に吸収されることは、歴史が示しています。

 ビデオカメラも同じ運命です。最近のデジカメは、静止画だけでなく動画も撮れることが当たり前です。ビデオカメラもデジカメに吸収され、さらにスマホに吸収されます。残るのは、プロ用高級機と特殊用途のビデオカメラだけになります。

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