LINEアカウントの乗っ取りが相次いでいます。
乗っ取られるとどうなるか
LINEアカウントを乗っ取られると、あなたの名前で勝手にLINEを使われてしまいます。
知らない間に友達に対して悪口を言われてしまうこともあります。
友達に対し詐欺を働くこともできます。
アカウントを消されると、LINEにしか連絡先のない人には連絡を取ることができなくなります。
信頼を失うだけでなく、金銭的な被害を受ける可能性もあります。
なぜ乗っ取られるか
LINEの場合、アカウントを乗っ取られる可能性は2種類あります。
スマホを使われる
LINEは電話番号にアカウントがひもつけられていますが、メールアドレスとパスワードを後から登録できます。
LINEにメールアドレスを登録していない場合は、他人にスマホを使われメールアドレスとパスワードを登録されてしまうと、どの機器からでもそのメールアドレスとパスワードで使えるようになります。
メールアドレスとパスワードの漏えい
LINEアカウントは、登録してあるメールアドレスとパスワードを知られてしまうと、乗っ取られます。
どこかのサービスと同じメールアドレスとパスワードを利用していると、そのサービスから情報漏えいしたときに、乗っ取られてしまいます。
予防方法
パスワードを流用しない
同じメールアドレスとパスワードを他のサービスで使っていると、そのサービスから情報が漏えいしたときに、LINEも乗っ取られてしまう可能性があります。
パスワードの流用をしてはいけません。
強固なパスワードにする
簡単に推測できるパスワードにしてはいけません。パスワードは「6~20文字の半角英数字」と書かれていますが、記号も使えます。8文字以上にして、記号、英字の大文字と小文字、数字を混在させます。
メールアドレスを登録する
メールアドレスを登録していない場合は、他人にスマホを使われ、登録されてしまうと乗っ取られてしまいます。メールアドレスは登録しておいたほうが安全です。
繰り返しになりますが、その時のパスワードは他のサービスとは別にしなければいけません。
他端末ログインを不可にする
LINEは、ふだん使っているスマホ以外からのログインをできなくすることができます。
ホーム画面の「その他」→「設定」→「アカウント」と選び、「他端末ログイン許可」のチェックを外します。
PC版のLINEを使用しないならオフにしておくべきです。
LINEアプリにロックをかける
LINEアプリにロックをかけることができます。ホーム画面の「その他」→「設定」→「プライバシー管理」と選び、「パスコードロック」をオンにします。
4桁のパスコードを入力するとロックされます。
こうするとアプリの起動のたびにパスコードの入力が必要になります。
これで防げるのは、スマホをなくすか盗まれるかして勝手に使われたとき、LINEも使われてしまうことです。
スマホにもパスコードを設定しているでしょうから、同じパスコードでは意味がありません。
使い勝手が悪くなることと効果を考えると、おすすめはしません。
まとめ
LINEを使うときは、メールアドレスを登録し、パスワードは独自のものにします。それだけで、そのメールアドレスとパスワードを誰かに知られない限り、乗っ取りはされません。
どのようなSNSも同じですが、友達から不審なメッセージが届いたら、その友達が乗っ取られている可能性があります。信頼できる友達だからと、うのみにしてはいけません。
別の手段で連絡をとって確認してみることです。
乗っ取りの手口はこれからますます巧妙になっていくことが予想されます。パスワードの流用は絶対に避けなければなりません。