ブログに日記を書いてはいけない理由 | 定年起業のためのウェブコンサルティング

ブログに日記を書いてはいけない理由

日記

日記を書く理由は人それぞれです。日々の記録をとっておきたいという人、心の中のもやもやを吐き出したいという人、文章を書く練習のためという人もいるかもしれません。

日記を書く道具もいろいろあります。ごく普通のノートから、高級な日記帳、パソコンのエディタやワープロソフト、日記用ソフトもあります。好きなものに書いて差し支えありません。

ただし、ブログに日記を書こうという人は注意が必要です。

ブログの特徴

ブログは不特定多数の人に公開しているものです。これを忘れてはいけません。

匿名で書いているからわからないだろうと思ってはいけません。

仮に、誰かのことをブログに書いた場合、その人がブログを読んだら自分のことだと気づきます。

自分のブログなんて読んでいる人がほとんどいないと思っても、何かの拍子で見つかる場合があります。

ましてや固有名詞が入っていれば検索されると見つかります。

何かのイベントについて書いたものであれば、そのイベント名で検索すると見つかるかもしれません。

犯罪行為などについて書いたときには、警察がプロバイダから接続していたパソコンを調べ、書いた本人を特定することは容易です。

インターネットで匿名はありえないと思っていた方が安全です。

日記とブログの違い

日記は自分だけが読むために書くものです。ですから何を書いてもかまいません。

中には、自分が死んだ後などに、他の人に読まれることを想定して書く人もいるかもしれません。その場合には、想定している読者がいます。

それに対し、ブログは他の人に読んでもらうために書くものです。他の人に読んでもらいたいと思わないなら、ブログに書くべきではありません。

ブログからの情報漏えいなどのリスクもあります。他の人に読んでもらいたいと思っていないなら、自分だけが読めるところに書くことです。

他の人に読んでもらいたいなら、他の人が読んで役に立つこと、面白いと思うことなど、読んでよかったと思うことを書くべきです。

もちろん、誰もが読んでよかったと思う文章などありません。誰か想定した人が、読んでよかったと思う文章を書くことです。

多くの場合、他人の日々の行動を読みたいと思う人はいません。

そのため、私は日記はブログに書くべきではないと考えます。

ブログは、サービスが始まったときから電子的な日記という説明がされることがありました。

それをそのまま信じ、ブログに私的な日記を書いてトラブルに巻き込まれた人もいます。

日記は自分だけが読めるものに書くべきです。ブログは想定読者に読んでもらうために書くものです。

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