iPhone 6 PlusのWi-Fiがつながりにくいという問題に悩まされていました。iOS8にアップデートしたiPhone 5でも同じ問題が発生しましたから、この問題はiOS8の問題だと思います。
『iPhone6 PlusのWi-Fi問題と電池の減りがAirMacExpressで一気に解決した | More Access! More Fun!』で、AirMacで解決したことを読んだので、私もAirMac Expressを買いました。
自宅のルータもバッファローのWZR2-G300Nという7~8年前のものでした。
これをAirMac Expressに交換しました。AirMac Expressは、携帯用にも使えるぐらい小さなものでした。
設定
設定は簡単です。iPhoneの「設定」から「Wi-Fi」を選択し、「AirMac Express」でネットワーク名とパスワードを設定するだけです。
2台目の機器からは、ネットワークを選択し、パスワードを入力します。MacBook ProやWindows 8.1のパソコンも同様につなげました。
バッファローのWZR2-G300Nでは、iPhoneをつなげるときは暗号化レベルをWEP64にして、表示された10桁のパスワードを入れていました。暗号化レベルを上げることはできますが、パスワードも長くなります。パスワードが見えない状態で16進数の長いパスワードを入力するのは容易ではありません。
AirMac Exprssではどの暗号化レベルなのか見えないようになっています。Appleが十分に強い暗号化をしていれば、知らなくてもいいことかもしれません。しかし、手持ちの端末が対応しているかどうかわかりません。Apple製品だけがつながればいいという考えにも思えます。
Windows 7 SP1のパソコンでも設定はできると書いてありますが、Android端末しか持っていなければ、設定ができないかもしれません。
安定するか?
iPhoneの設定後しばらくは、電源を切ったりWi-Fiをオフにした後に、Wi-Fiにつながらないことがありました。原因はわかりません。
数時間すると安定してつながるようになりました。
速度は?
先に紹介したエントリでは、速度が3.5倍になったと書かれています。私のところでは、バッファローのWZR2-G300Nと大きな差はありませんでした。
インターネット側の回線は、同じJ:COMの160Mbpsですが、結果は異なりました。
USBプリンタ
AirMacを買うときにもう一つ期待していたことがありました。
『Apple – Mac – AirMac Express』のサイトでは、USBプリンタがネットワークプリンタのように使える機能があるように書かれています。
AirMac Expressの背面にはプリンタ用のUSBポートが用意されています。このポートにプリンタをつなぐだけで、すぐにすべての部屋にプリンタがあるような感覚になるでしょう。AirMac ExpressはMacとWindowsパソコンの両方に対応しているので、家中みんなで1台のプリンタを共有できます。もちろん、すべてがワイヤレスです*。
最後の「*」は、非常に小さくなっています。離れたところに小さく薄い字で注意書きが出ていました。
使えるプリンタは、『AirPrint について』に書いてある一部のプリンタだけでした。
まとめ
iOS8のiPhoneでWi-Fiが安定して使えるようにすることが一番の目的でしたので、それは何とか達成しました。ただし、最初にWi-Fiにつながらないことがあったことは気になります。
自宅では、J:COMのケーブルモデムの近くにルータとワイヤレス電話を置いています。ワイヤレス電話も2.4GHz帯を使用しているため、干渉している可能性があります。
トラブルの原因は、もしかしたらこれかもしれません。iOS8にしたために2.4GHz帯の干渉が顕著に影響するようになった可能性もあります。
長い100Mbps対応のケーブルを買って、ケーブルモデムとワイヤレス電話からAirMacを離して設置することも検討してみます。