なぜ「ネトウヨ」はネットの最底辺に沈んだのか? | 定年起業のためのウェブコンサルティング

なぜ「ネトウヨ」はネットの最底辺に沈んだのか?

ネット中毒

ネットの使い方は人それぞれです。自らの仕事やブランディングのために情報発信する人、情報収集の道具として使う人、友達との交流に使う人、さまざまな使い方ができます。

しかし、ネットの使い方として最低ともいえる例がネットに流れていました。

名誉毀損で訴えられたネトウヨ大学生の本音 – ライブドアニュース

名誉棄損により1500万円の損害賠償を要求されているそうです。大学4年生ということですが、人生を棒に振りかねません。

この人は、「ネトウヨ」を自称し、元航空幕僚長の田母神氏を支持する発言を繰り返していても、政治や社会問題には何の興味も関心もないそうです。単に流行に乗っているだけということです。

主な手口は、内容が正しくても著名人の発言を「捏造だ!」と書き込み、Twitterの複数のアカウントで拡散し、対象者の「行動パターン」「交友関係」「自宅住所」をネット上に晒すというものです。ネットで誰かを釣り上げ、叩くことを楽しんでいます。

「ネットで書いてることをいちいち信じるヤツってホントのバカだと思うんです。」「言いたいことがいえない社会って息苦しいですね」と、うそぶいています。

ネットは匿名ではなく、罪を犯せば捕まることを知らなかったのかもしれません。

2ちゃんねるからネットに親しんでいたそうですが、それが不幸の始まりです。2ちゃんねるは誰もが匿名で好き勝手なことを書き込むため、便所の落書きと言われています。

有益な情報が書き込まれることもありますが、ほとんどはゴミのような内容です。2ちゃんねるから情報を探すことは、ゴミの山から一粒の宝石を見つけるようなものです。

子供のときから2ちゃんねるを使っていると、ネットは匿名で何でも書き込めるものだと勘違いしてしまいます。子供は、自分の発言には責任を持たなければならないことも知りません。

2ちゃんねるは、初期のネットに咲いたあだ花です。2ちゃんねるで、誤ったネットリテラシーを身につけてしまった人はたくさんいます。

ネットでも、脅迫・恐喝・名誉棄損などを行うことは犯罪行為です。このようにネットの最底辺に落ち込んでしまう人を減らすためには、正しいネットの使い方の地道な啓蒙活動しかありません。

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