iOS9.3がリリースされたので、早速アップデートしてみました。
iOS9.3はNight Shiftという機能が面白そうだと思いました。夜間にディスプレイの色が暖色系の色域に切り替わります。安眠を妨害すると言われるブルーライトが減っているのかもしれません。
しかし、Appleの発表では「心地よい眠りに役立つ可能性があります」と控えめです。
iPad Air のアクティベーションでトラブル発生
まず、iPad Air のアップデートからはじめました。
いつもの通りiCloudにバックアップをとってから、「設定」アプリの「一般」から「ソフトウェア・アップデート」を選びます。
ダウンロード・インストール後にアクティベーションのためにApple IDとパスワードを要求されました。
Apple IDとパスワードを入力すると次のメッセージが表示されました。
アクティベーションサーバが一時的に利用できないため、このiPadをアクティベートできませんでした。iPadをiTunesに接続してアクティベートしてみるか、数分後にやり直してください。
みんなが一斉にアップデートしているため、サーバが混んでいるのかと思いながら、数分おいてやり直すこと数回、Apple IDとパスワードを入力するのが面倒になりました。
iTunesに接続してアクティベートとも書いてあるため、そちらを試しました。
iPad AirをパソコンにつなぐとiTunesが立ち上がりました。するとiTunesのアップデートのお知らせが表示されました。
最新のiTunesでアップデートした方が良いだろうと考え、iTunesからアップデートしました。
iTunesのアップデートが終わり、パソコンを再起動してから、iPad Airのアップデートです。
最初に、次の画面が表示されました。
Apple IDとパスワードを入力すると、問題なくアクティベーションが終わりました。
iPhone 6 Plus で iOS9.3へのアップデートに挑戦
次に、iPhone 6 Plus で iOS9.3へのアップデートを行いました。
iPhone 6 Plusのバックアップはパソコンにとっています。iTunes経由でバックアップをとってから、単体でアップデートしました。
iTunes経由でアップデートしないのは、過去の経験から単体のアップデートの方がトラブルが少ないからです。
結果は、特に問題なく終了しました。
iPad Air とのときと違い、Apple IDとパスワードの入力は要求されませんでした。iCloudのパスワードのみ要求されました。これは、iPad Airのアップデートでも要求されました。
原因の推測
エラーメッセージの内容から、Appleは、iTunesに接続してアクティベートすればうまくいくが、単体ではうまくいかない場合があることを把握していたと思います。
iTunesを使えば、アクティベーションサーバに負荷がかからない仕組みになっているようです。iTunes経由では、Apple ID とパスワードを別のサーバにチェックに行っているのかもしれません。
iPhone 6 Plus では、Apple ID とパスワードのチェックがありませんでした。この違いの理由はわかりませんが、Apple ID とパスワードのチェックがなければ、アクティベーションサーバに負荷がかからず、うまくいくのかもしれません。
なお、「iPhoneを探す」をオフにしたらアクティベーションできたという情報をネットで見ましたが、私のiPad AirもiPhone 6 Plusもオンのままです。
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