iPhone SEと新しいiPad Proが発表されました。
発表の内容
iPhone SEは、大きさはiPhone 5sで中身はiPhone 6sです。しかし、3D Touchは使えず、128GBのモデルもありません。
iPad Proは、以前のiPadと同じ大きさのものも作りました。
色はいずれも、ローズゴールド、スペースグレー、ゴールド、シルバーの4色をそろえました。
Apple Watchは安くして、新しいバンドも用意しました。
Appleの普通の会社化
かつてのAppleは製品の種類を絞ることで高い収益をあげていました。スティーブン・ジョブズがAppleに戻り最初にやったことが、製品の種類を整理したことでした。
ジョブズがいなくなったAppleは、また着々と普通の会社への道を歩んでいます。
製品が売れなくなってきたため、製品のバラエティを増やしました。原価率は間違いなく上がります。
Apple Watchに至っては、値下げというやってはならないことに手を付けてしまいました。
これからは、Appleが新製品を出しても、しばらく待てば安くなると思われます。新製品に飛びつく人は確実に減ります。
iPhoneのような製品は、もうAppleから生まれることはないでしょう。
ジョブズは、既存の技術をまとめ上げ、みんなが欲しがる製品を作り上げました。そのデザインは卓越したものでした。
iPod nanoは、私が久々に買ったApple製品でした。iPhoneが発売されたときは、久しぶりにワクワクしました。
Apple Storeから、さまざまなiPhoneアプリをダウンロードできることは、パソコンの黎明期に多数のフリーソフトをダウンロードして遊んだことを思い出させました。
また代わり映えの無い新製品が発売される時代に戻りそうです。しばらくApple製品を買うこともなくなりそうな予感がします。