はじめての人が短時間でWordPressのテーマを作る方法 | 定年起業のためのウェブコンサルティング

はじめての人が短時間でWordPressのテーマを作る方法

 現在、自分でWordPressのテーマを作ろうとしています。なぜアメブロからWordPressにしようと考えたのか、なぜ既存のテーマを使わないのかについては、次の記事をご覧下さい。

ブログの移行

WordPressのテーマはカスタマイズか新規作成か

 WordPressのテーマを作るにあたって、まず考えたのはいかに短時間で作るかです。空き時間を使って少しずつしか作業ができないということもあります。ブログはあくまで記事が主体で、外見は従と考えます。ブログを見せる環境にしかすぎないテーマ作りに、なるべく時間をかけないようにしようと考えました。

 『WordPressレッスンブック3.x対応』(以下『レッスンブック』と書きます)では、テーマの作り方を順を追って説明しています。各ステップのPHP やCSSはすべて付属のCDに入っています。本に従って進めていけば、確実に内容を身につけることができます。しかし、私は時間短縮のために次のようにしました。

1.『レッスンブック』の最終ステップのテーマを自分の環境に入れ、投稿記事もいくつか入れて、動作を確認しました。この段階では、WordPressの設定はインストール時のままですから、本のとおりには表示できません。

2.『レッスンブック』をはじめから読みながら、自分が修正したい部分の説明にあわせて、WordPressの設定、PHP、CSSを自分の好きなように修正していきました。意味のわからないパラメータはググって調べました。修正後は、すぐに自分の環境で、正しく修正できたことを確認しました。

3.自分が修正したい部分以外のところは、読み飛ばしました。

 このようにして、『レッスンブック』を読みながら、ひととおり自分のテーマを作りました。あとは、トップページをサムネイル表示にして、ソーシャルブックマークなどを入れようと考えていました。トップページをサムネイル表示にする方法は『WordPressデザインブック3.x対応』(以下『デザインブック』と書きます)に書いてありますので、今度は、この本を見ながら同じように手を入れていこうと考えていました。

 ところが、『デザインブック』を読み始めて、少し困りました。『レッスンブック』のテーマと『デザインブック』のテーマでは、その構造が大きく違っていました。『レッスンブック』では、index.phpにメインの部分を記述し、それ以外は、header.phpとfunctions.phpに少し記述があるぐらいでした。それに対し、『デザインブック』では、home.php、header.php、content-excerpt.php、content-single.php、content-title.php、category.php、page.php、date.php、functions.phpと細かくモジュール化されています。はじめは、『レッスンブック』を元にして自分で作ったテーマを『デザインブック』のテーマの構造に変更していこうと考え、本をしばらく読み進めていました。

 そこでわかったのは、『レッスンブック』を元にして自分で作ったテーマを『デザインブック』のテーマの構造に変更するよりは、『デザインブック』の最終ステップのPHP やCSSを自分の作りたいように変更した方が、わかりやすく、間違いも少なく、おそらく早いということです。すなわち、『レッスンブック』で行ったことと同じことを、『デザインブック』でも行ったほうが良いということです。

 『レッスンブック』で行ったカスタマイズは無駄だったかもしれませんが、CSS やPHPの理解が深まる助けになりました。

 現在、『デザインブック』を元にしたテーマ作りを進めていて、半分ほどできたところです。

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