Facebookを使いはじめて1年半になります。電子メールも含めて、数あるソーシャルメディアのなかではFacebookが一番役に立ちます。その理由を考えてみました。
1.実名のためリアルとネットがシームレスに融合する
Facebookでは実名登録のため、リアルのつきあいとネットのつきあいが連続的につながっています。リアルの世界で距離が離れていても、Facebookでは距離を意識することはありません。実名で登録しているメリットです。
Twitterでも、実際にお互いに知っている関係であれば、Facebookと似たような状況になります。しかし、匿名の第3者が絡んでくることがあるところがFacebookと異なります。
Twitterのダイレクトメッセージのやりとりは、1対1になりますから、メールのやりとりと変わりません。LINEも同様に簡単に第3者が会話に加わることができません。
複数の人が、実名で、リアルの世界の延長としてつきあえるところが、Facebookの最もいいところです。
2.情報の拡散
「いいね!」を押したり、「シェア」することにより、情報が拡散していきます。Twitterでもリツイートによる拡散がありますが、すぐにタイムラインが流れてしまいます。情報がすぐに流れることなく、エッジランクにより優先度をつけて表示されるところが、Facebookの良いところです。
3.グループ
グループを作ることにより、仲間内での情報交換が容易になります。秘密のグループであれば、中のやりとりが外に知られることもなく、グループの存在自体がグループのメンバー以外にはわかりません。
電子メールでメーリングリストを作成しても同様のことができますが、メンバーの発言に簡単にコメントしたり、「いいね!」したりできるところは、Facebookならではの使い勝手です。
グループ内の質問で簡単にスケジュール調整できる機能も便利です。グループ内メンバーの最も都合の良い日が簡単にわかります。電子メールのメーリングリストでも、似たようなことはできますが、メンバー全員がきちんと理解して対応できるかは、わかりません。
まとめ
Facebook疲れか、情報漏えいを嫌ってか、Facebookは下り坂に入ったという意見もあります。しかし、Facebookがなくなるのは、より便利な別のソーシャルメディアに取って代わられた時です。
ソーシャルメディアには、他人の情報や誰かに知られたら困る情報は投稿しないというルールを守っている限り、これほど便利なものはありません。