モバイル機器の選択基準 | 定年起業のためのウェブコンサルティング

モバイル機器の選択基準

モバイル機器

 数年前までは、キャリアごとの電波到達範囲の制約とiPhoneがSoftBankでしか使えないという制約から、普段持ち歩くモバイル機器の選択に悩まされました。

 現在は、iPhoneがauでも使えるようになり、SoftBankの電波到達範囲も広くなりました。特殊なアプリをつかう場合以外は、モバイル端末は、使用目的に応じて主に画面の大きさ、OS、キーボードの有無で選ばれるようになりました。

1.画面の大きさ

(1)4インチ以下

 片手で持ち、同じ手で操作できる大きさです。電車の中などで、片手に荷物を持ったまま、もう一方の手で操作できます。iPhoneは、iPhone5までは、この大きさを守っています。次の機種でこれが破られることのないことを祈っています。

(2)7インチ前後

 片手で持ち、もう一方の手で操作する大きさです。電車の中などで、つり革につかまりながら、立ったまま読むことができます。無理矢理同じ手で操作できないことはありませんが、かなり苦しくなります。

(3)10インチ以上

 座って使う大きさです。立ったまま使うには厳しい大きさと重さです。

2.OS

 OSは、iOS、Android、Windows、Mac OSなどがありますが、できることはほぼ同じになってきました。選択の基準は、使いたいアプリがあるかどうかとユーザーインターフェースの好みの問題になります。

(1)iOS

 アプリは、Appleでチェックしているため、安心して使えます。

(2)Android

 ウィルス感染したアプリに気をつけなければなりません。GooglePlayからダウンロードしたアプリがウィルス感染していたという事件もありました。

 Linuxの上でjava仮想マシンとしてAndroidを動かしているせいか、同じ程度のCPUを使っているiOS機器よりも動作が遅い気がします。保証を受けられなくなりますが、自分でLinuxをさわれるところが好きな人もいるようです。

(4)Windows

 パソコンで使うときは、ノートパソコンでもデスクトップパソコンでも同じ使い勝手になります。タブレット端末やスマートフォンでは、アプリの数が少ないところが難点です。

(5)Mac OS

 ノートパソコンでもデスクトップパソコンでも同じ使い勝手です。Windowsとの使い分けは使いたいアプリがあるかどうかと、ユーザーインターフェースの好みになります。

(6)その他

 その他のOSは、まだアプリが少なく一般的ではありません。

3.キーボード

 外出先でブログを書くなどの大量の文章を入力するときは、キーボードが欲しくなります。そうするとノートパソコンを使うか、スマートフォンやタブレット端末とポメラかBluetoothキーボードなどを一緒に使うことになります。

 ノートパソコンを使うのがやはり一番便利です。スマートフォンやタブレット端末でFacebookを使うときは、パソコンのブラウザで使うときと同じことができません。スマートフォンやタブレット端末のブラウザでFacebookを開き、PC互換モードにしてもパソコンのブラウザと同じにはなりません。

 また、ポメラをBluetoothキーボードとして使うときは、一部の記号がキーの刻印どおりに入力できません。キーボードの設定をいろいろ変えてみましたが、うまくいきませんでした。

Nexus7にポメラ(pomera DM100)で日本語入力する際の不具合

まとめ

 まだドコモしか電波の届かないところもありますが、モバイルルータも普及してきました。各キャリアの電波の状況よりは、画面の大きさ、OS、キーボードの有無でモバイル機器を選ぶようになってきました。

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