iPad AirとiPhone6 PlusをiOS9にアップデートしました。その結果、見えてきたのはiPhoneの限界です。
16日にiOS9のリリースがあることは聞いていましたが、すっかり忘れていました。17日の朝になって、Facebookの投稿を見て思い出しました。
iOS5のときは大変な思いをしましたが、最近は安定しているので、朝の支度をしながらアップデートしました。
【注意】iOS5へのアップデートとiCloudの設定|Apple IDが変わってしまう
使用頻度の低いiPad Airからアップデートしました。まず、iCloudにバックアップをとりました。バックアップの正常終了を確認し、アップデートを開始しました。
iPad Airのアップデートをしながら、iPhone6 Plusのバックアップを取りました。iPhone6 Plusのバックアップは、iCloudの容量の関係からパソコンにとっています。
久しぶりにiTunesを立ち上げると、iTunesのアップデートがありました。iTunesのアップデートを終了し、パソコンを再起動してから、iPhone6 Plusのバックアップです。
以前はアプリをたくさん入れたままにしていたので、バックアップに時間がかかりました。そのため、使わないアプリは暇を見て削除していました。バックアップの時間は大幅に短縮しました。
iPad Airのアップデートは15分ぐらいで終わりました。正常に終わっていることを確認してから、iPhone6 Plusのアップデートを行いました。iPhone6 Plusのアップデートも15分ぐらいで終わりました。
iOSアップデートのための手順
iOSをアップデートするときの手順をまとめておきます。
1.使わないアプリは削除しておく
アプリがたくさん入っているとバックアップに時間がかかります。アップデートに失敗した時のリカバリーも時間がかかります。
使わないアプリは、削除しておきます。
2.バックアップ
バックアップを必ずとります。バックアップは、iCloudまたはパソコンにとれます。それぞれのメリット・デメリットは次のエントリにまとめています。
3.アップデート
アップデートはWi-Fi経由またはパソコンに接続しiTunesからできます。
過去にアップデートに失敗したときは、すべてiTunesからアップデートしたときでした。
Wi-Fi経由の方が簡単で安定しているように感じます。
iOS9の感想
iOS9の感想は、正直、「どこが変わったの?」という感じです。
見た目は変わりません。新しいアプリが自動的にインストールされることもありません。
細かな変更はあったようですが、マイナーアップデートと変わらない気がしました。
iPad Proのための画面分割が大きな変更点です。
Upgrade Program
Appleは、iPhoneのUpgrade Programを発表しています。
ASCII.jp:毎年iPhoneの新機種が手に入るーーAppleのUpgrade Programに見る強さ (1/2)|末岡洋子の海外モバイルビジネス最新情勢
月額料金を払うことで毎年新しいiPhoneのSIMフリー版が手に入るというものです。Appleの保証プログラムである「Apple Care+」もつきます。古いiPhoneは返さなければならないため、iPhoneの新機種を1年リースで借りるイメージです。
価格も2年間の利用料金と買い取り価格が同じぐらいで、毎年買い替える人には割安になります。
米国ではじまり、日本ではまだ開始していません。
おわりに
iPhone6s / 6s Plusで見るべきものは、3D Touchだけでした。iOS9も大きな変更はありません。
iPhoneのUpgrade Programは、iPhoneのハードウェアもソフトウェアも代わり映えがしなくなってきたために、iPhoneユーザーをつなぎとめるための策です。
iPhoneの革新性がなくなっていることをAppleも気づいています。iOS9のリリースは、改めてiPhoneの限界を感じさせる出来事でした。