人の育成は個性の見極め

 人を育成する立場の人は多いと思います。一般に管理職の責務は、事業目標の達成と部下の育成と言われています。

 「最近の若い者は草食系できつくしかるとすぐに萎縮する。自分が若いときはびしびしやられた。」と嘆いている人がいました。この人は二つの意味で間違っています。きつくしかると萎縮する人と発憤する人とがいるのは昔からです。時代のせいではありません。個人の性格の違いを時代のせいにしているところで、まず間違えています。人を育成する立場の人は、個人の性格を見極めて、一人一人に適切な指導をしなければなりません。自分がやられたことと同じことをすれば良いわけではありません。これが、二つ目の間違いです。

 一般的に自分と同じタイプの人の指導はやりやすいものです。自分が指導される側だった時の経験が生きます。逆に自分と違ったタイプの人の指導は難しいです。相手の気持ちや考えが理解できない場合があります。

 例えば、普通の人はある仕事をするときに、目的や制限事項だけを知らされ後は自由にできる方法と、すべてを事細かく指示されて行う方法と、どちらを好むかと問われると自由にできる方を選びます。ところが、そうではない人がいます。自由に自分で考えながら仕事をしていると、放置されていると感じるようです。事細かに指示されると、自分がきちんと管理されていると感じて安心するようです。私が、よく理解できなかった指導を受ける側の感じ方の例です。

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