日本のリーダーは誰か?

 日本にはリーダーがおらず、官僚機構が日本を動かしていると言われています。果たしてそうでしょうか?

 リーダーシップとは進むべき方向を示すことであり、マネジメントとは物事を正しく行うことです。リーダーシップは目標を定義し、何を達成するかとういう質問に答えるものです。マネジメントは、どうすれば目標を達成するかという質問に答えるものです。

 よく使われる例は、まったく見通しのきかないジャングルの中で、道を切り開く作業です。リーダーシップとは、高い木に登り、全体を見渡して、「こちらの方向に道を造るのだ」と方向を示すことです。マネジメントとは、道具を用意したり、作業マニュアルを作成したり、作業員を集めたり、作業員のスケジュールを組んだりすることです。

 仕事に追われ能率を重視する作業員やマネージャーが、リーダーからの「道を造る方向が間違っている」という声を聞いても、「黙っていろ、作業は順調に進んでいるのだから」と反応することは、よくあることです。

 私たちの生活や企業、社会においても、道を造ることに忙しく、間違った方向に作っていることに気がつかないことも多くあります。現代社会では、効果的なリーダーシップが必要になっています。

 日本の官僚機構がやっていることはマネジメントです。現代の日本にはリーダーがいないという声があります。果たしてそうでしょうか?ある人は、通貨供給量を増やし、金融緩和をすれば、景気が回復すると言います。別の人は、通貨供給量を増やすと、ハイパーインフレが起こると言います。ある人は、原発をなくすといい、ある人は原発を継続するといいます。

 リーダーがいないのではなく、示す方向が異なるリーダー候補者がたくさんいるという状況です。そうすると大事なことは、どちらの方向へ進むことが妥当かということです。異なる方向に進むべきだという意見がたくさんあるため、日本が混迷していると言えます。

 通貨供給量について言えば、リーマンショック後通貨供給量を増やした国では、ハイパーインフレは起きていません。日本では、通貨供給量を増やさずデフレが継続しています。原発については、電力会社や経済産業省を信じることは、もはやできなくなっています。

 大事なことは、このような事実を踏まえて、日本の将来をどちらの方向へ向けるかを国民一人一人が考えて、リーダーを選んでいくことです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローはこちらからお願いします。

会社勤めから起業するためのウェブ集客セミナー
会社勤めから起業するための7つのステップ