日本からなくなる仕事、残る仕事

ひまわり

 社会の変化や技術の進歩により、新しく生まれる仕事もあれば、なくなる仕事もあります。これからの日本で、なくなる仕事と残る仕事について考えてみます。

1.なくなる仕事

(1)機械でできる仕事

 なくなる仕事の第一は、機械の方が安くできる仕事です。これは過去の歴史が示しています。工場における自動化が良い例です。

 将来は、高速道路の料金徴収係はなくなります。公共交通機関の運転手もいなくなり、交通システムの監視員だけになります。レジ打ちは自動決済で不要になります。

(2)海外でできる仕事

 人件費および為替レートの関係で、海外の方が安くできる仕事です。製造業の場合は、物流費も関係します。機械にやらせるには複雑ですが、人間であれば誰でもできるというタイプの仕事は、人件費の安いところで行われるようになります。

 ものを伴わなければ、通信技術の進歩が国内と海外の距離を縮めています。大量の写真を分類するような仕事は、パソコンとネットワークがあれば、海外の人件費の安いところでできます。Skypeを利用したオンライン英会話レッスンなども同じです。

(3)需要がなくなる仕事

 あるものが使われなくなるために、それに付随する仕事がなくなります。新聞配達、郵便、レンタルビデオ、卸売などはなくなり、関連する仕事もなくなります。

2.残る仕事

(1)サービス業

 日本に人が住む限り、人に対するサービスの仕事は残ります。人が生活するために必要とするサービスには需要があります。

 しかも、この種の仕事は機械化しにくい分野です。相手が人ですから、きめ細かなサービスをすればよろこばれ、機械には負けません。医療、介護、教育などは、この分野に含まれます。

(2)母国語としての日本語能力を必要とする仕事

 本の校正などは、機械で単純なミスは見つけられます。しかし、日本語を生活の糧としている人が書いた文章に、朱を入れるレベルには達しません。

 日本語を外国語として学んだ人にも無理です。外国語は、決して母国語以上にうまくならないという法則があります。日本語を扱う仕事には、日本語を母国語とする人にしかできないものが残ります。

まとめ

 仕事は、世界の中で最適化されて行われます。日本の生活レベルが世界の中で比較的高く、生活必需品が高価であれば、人件費も高くなります。その中で、製造業が日本に残ることは難しくなります。

 高い人件費をまかなえる高付加価値を生む仕事だけが、世界との競争の中で生き残ります。それ以外で日本に残る仕事は、サービス業と母国語レベルの日本語を必要とする仕事だけになります。

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